2009年8月30日日曜日

北アルプス・雲ノ平〜裏銀座山行終了





8/24夜発〜29で北アルプス中部にある雲ノ平から裏銀座と呼ばれる山域へ行ってきました。

中学生の頃に槍ヶ岳に登って以来、北アルプスを再び歩くことに憧れていた方、そして体力に自信がなくなってこの山行を試金石として今後も登山を継続するかどうかを考えたいという方あわせて2名とともに行ってきました。

この夏、北アルプスはお盆過ぎまで天気が悪く、21日からようやく夏らしくなったといいます。
その絶好の機会と、前線が通過する前の瀬戸際に「逃げ切り」でひとときの夏山を堪能してきました。
参加されたおふたりとも、標準コースタイムまたはそれ以下の時間できちんと歩かれて自信をもっていただけました。

野外塾の活動では、必ず国土地理院発行の1/25000地図をよく見てもらうようにしています。
情報量が多く、歩いている場所の概念がよくわかるからです。

雲ノ平から裏銀座は、黒部川源流の興味深い地形をよく体感できます。
黒部川の流域はいくつもの見せ場があり、この地域を集中して歩く楽しさはたとえようがありません。

次の目標をもつことは体力作りや好奇心をつなぐことにたいせつなこと。
ひとりでも多くの方が安全に充実した体験を積まれることをサポートしていきたいと願っています。

写真上 烏帽子岳に向う途中、大町市を覆う雲海のうえに輝く「ヤコブの階段」
写真中 朝焼けを背に飲む出発前のお茶
写真下 野口五郎岳を越えて花崗岩の稜線をいく


Huey Lewis and The News "Jacob's Ladder"

2009年8月24日月曜日

小川山クライミングキャンプ無事終了



8/20(金)〜21(土)に長野県川上村で開催した「小川山クライミングキャンプ」が無事終了しました。

初日の夜に少しまとまった雨が降りましたが、クライミング中は雨にたたられることもなく、とくに2日目はカラッと爽やかな晴天に恵まれました。

クライミングを毎週練習している子どもたちもいれば、もちろんはじめてクライミングをするひともいましたが、みなさんそれぞれにたっぷり楽しんでいました。
そんななかでも、はじめはクールだったおかあさんが、一度途中で下りてきてから「悔しい!」とリベンジに燃えていた姿が印象的でした。
いっぽうで、クライミングそっちのけできれいな川で遊ぶことに熱中した子たちもおり、廻り目平の日本離れした自然のなかで、それぞれの時間を楽しんでいたのもまた微笑ましく思えました。

帰りのバスの車中でのこと。
スタッフは中央高速お約束の大渋滞に巻き込まれないようやきもきしていたのを尻目に、子どもたちはひとときでも長く過ごしたいために「渋滞して、渋滞して!」のコール。
冗談じゃないよと思いながら思わず苦笑。
楽しかったんですね、きっと。

次回のクライミングキャンプは、9/20(日)〜21(月・祝)に、奥多摩の川井キャンプ場と御嶽で行います。
世間は5連休ですが、渋滞とは無縁に近辺でクライミングにチャレンジしたいひとをお迎えします。
ぜひみなさんも、シンプルで楽しい体験をしてみてくださいね!

写真は2日目に行ったフェニックスという岩場。日本離れしているでしょう?

Prague Ska Conspiracy "Life On Ropes"

2009年8月20日木曜日

「セーフティキャンプ術」無事終了


8/15(土)〜16(日)、多摩川の源流に当たる山梨県丹波山村で「楽しく学ぼう! セーフティキャンプ術」を開催、無事終了しました。

「キャンプに子どもを連れて行きたいけれどなんだか不安」を感じるような、キャンプビギナーな親御さんとそのお子さんを対象に、本番のキャンプの流れに沿って安全に活動を行うポイントをご理解いただきながら、キャンプに自信をもっていただくことを目的とした実践キャンプでした。

お申込者はなんと!「おかあさんとお子さん」の組み合わせがほとんどで、お父さんとお子さんの組み合わせが一組もいらっしゃらなかったのには正直なところ、びっくり。

みなさんとても真剣で、メモをとりながら活動を行ったり、質疑応答でも「雨のときのテントの設営や撤収の注意点はなにか」というような実際に遭遇し得るような質問が出てきたので、たいへん意気込みを感じました。

さいわい天気もよく、多摩川の源流・きれいな丹波川(たばがわ)での水遊びも楽しいものでした。
じゃぶじゃぶと川遊びをしながらも、川での事故を予防するためにライフジャケットを着けてホワイトウォーターフローティングポジションでの早瀬下りや安定した徒渉のしかたなども体験していただきました。

食事作りは、各親子ごとに野外用のバーナー(コンロ)やコッフェルでで調理していただきましたが、ニジマスのわたをナイフで抜いてからムニエルにするなど、やや高めのハードルを親子で協力しながらみごとにやり遂げました。

個人的には、おかあさん全員が河原に設置したドラム缶風呂に入ってくれたことがうれしかったな♪
そうした好奇心が、子どもたちの好奇心を助長すると思いますよ!

写真:ほんとうにきれいなテントサイトでした。

2009年8月12日水曜日

「採れたて野菜でカレー作り体験」無事終了


8/9(日)、日野市にある古い農家・石坂ファームハウスさんで、農場で収穫したばかりの野菜を使ったカレー作りを実施しました。

夏といえばカレー、そしてアウトドアといえばカレー。
ひとことでカレーといっても種類はさまざまですが、この催しでは手早く作れてヘルシーなネパールの野菜カレーを作りました。


25名の参加者が、ネパール出身のスシールさんのサポートのもと、それぞれ家族または友だちどうしでカレーを作り、おいしいカレー作りのコツをからだで覚えました。

ただ、使用したカレー粉のブレンドを誤ってやや辛めにしてしまったので、なかにはからくて悶絶した子どももいました(笑)。ごめんなさいね。
それでも、ふだんは野菜を食べない子が辛さをものともせずに野菜を食べていた、と喜んでいただける親御さんや、子どもといっしょに楽しくカレーを作ることができて、我が家のメニューが一品増えましたとおっしゃっていただける親御さんもおり、和気あいあいと夏のいちにちを楽しんでいただきました。

今度はマイルドブレンドにするので、また遊びに来てください!

2009年8月4日火曜日

ブヨに注意!


多摩川環境調査隊では、ほどんどの参加者がブヨの咬傷でかゆみや腫れに悩まされました。

ブヨの幼虫はなんと!きれいな水に棲む環境指標生物なんです。
多摩川上流で、ステルス爆撃機のようにやってくるヤツらに攻撃されるということは、皮肉なことにそこがきれいな水であるという証拠。
私の経験では北海道で登山したとき、執拗な攻撃に遭いました。

さて、ブヨに咬まれるとどうなるか。今回の症状は次のようなものでした。
・咬まれたところを中心に赤く腫れて、周辺がもりあがるようにパンパンに腫れる。
・腫れたところがズキンズキンと脈動にあわせて傷む。
・咬まれたところが水ぶくれになる。
・咬まれたところが猛烈にかゆくなる。
などです。

常備しているポイズンリムーバで咬まれたところを処理した参加者もいましたが、ズキズキと痛みを訴えた参加者はすぐに病院で診ていただきました。
アナフィラキシーショック(急性アレルギー反応)があったら危険なためです。

ブヨの攻撃予防には、ハッカ水がよいといわれます。
薬局で売っているようです!
今回、ブヨ対策をしていなかったので、次回、夏の川辺のキャンプにはぜひ持参します。

咬まれたあとの処置は、病院に行った子どもは副腎皮質ホルモン入りの塗薬を塗布されました。
私たちはオキシフルで消毒して防水絆創膏を貼ることを中心にしていましたが、かき傷がひどい子にはクロマイを塗りました。

子どもたちは、こうした強い毒性がある生物にふだんは接していないので、免疫がないことも症状がひどくなる原因でしょう。
まったくブヨには困りますが、少しずつでもこうした体験を重ねることで、少しずつ打たれ強くなってくれることでしょう。

Sting "Fields Of Gold"

2009年8月3日月曜日

多摩川環境調査隊 無事故で終了


ひとつの活動が無事終了しました。

今年、5年目となった「多摩川環境調査隊」。一筋縄ではいきませんでした。
お申込の出足が芳しくなく、7月上旬は眠れない夜が続きました。

しかし、弊団体の活動にご理解あるご父兄のみなさんはじめ、多くの方々にご協力をいただき、最終的には10名のお申込者と多くの熱意あふれるスタッフに恵まれて無事故で活動を終了することができました。

今年は、戻り梅雨のような怪しい天気のなか、多くの保護者の方々が活動中の増水を懸念されていたようです。
さいわい、そうしたことにも遭わず、堅実に行程を進めることができました。

今年の活動の大きな特長のひとつに、青梅市柚木から小作までの多摩川上流部を参加者が2人艇で下ったことがあげられます。
従来はラフトでこのセクションを下っていましたが、今年初めて2人艇で下りました。
瀬が早く、初心者ではむずかしいこのセクションはスタッフのいちばんの心配の種でもありましたが、多摩川の原始的な美しさを感じるすばらしいセクションなので、ぜひ参加者に漕いでほしかったのです。
じゅうぶんな下見をしてスカウティングポイントとポーテージの場所を決めると同時に、実践的な事前練習を行うという対策を立てたのが効果を現しました。

このセクションをこなした日は、朝から夕方5時まで艇を漕いでもキャンプ地である福生に辿り着かず、途中の河辺の河原で幕営するという臨機応変な対応をしました。
夕日に瀬を静かに光らせて郊外の街を流れる多摩川、そして奥多摩の山向こうに沈みゆく太陽を見ながら、参加者もスタッフも疲れたからだでいちにちを反芻して豊かなひとときを過ごしました。

この活動に関わってくださったすべての方にこころからお礼申し上げます。

写真は、多摩川0mを確認した漁船で大師橋に戻ってきた参加者とスタッフ

The Beatles "The Long And Winding Road"