下見のつもりが下見にならなかったMTB


朝もはよからNPOアラジンクライミングの小川さんと、横須賀市の里山にMTBを走らせにいきました。
野外塾とアラジンクライミングが団体の枠を超えて協働してはじめるMTB活動のための下見です。
おかげさまで2年間好評だった「伊豆大島サイクリングキャンプ」での成果を活かして、より多くの方々に自転車の可能性をお伝えしたいと思っています。

9時に南郷上ノ山公園をスタートしてショートコースの1本目を楽しくさっくり終了後、すかさず移動して2本目に。
これがイタかった。

途中まではよかったのですが、ある分岐で見た目がよさげな山道のほうに引き込まれていったら、やがて凍った小川を右に巻いたり、左に巻いたり、あげくの果てにはあぶなげな川床を歩いたりしてどんどん谷に入っていきました。もちろんこのときはMTBはかつぎです。

天気がよかったうえになにせ里山の中だということで楽観的にエンヤコラしてましたが、これが天気が悪かったり、午後遅くなっていたら、けっこうブルーになったかも。

小川沿いの道はしだいに悪くなって先ゆきが見えなくなってきたので、折りよく現れた登りの踏み跡をたどって今度は30度くらいある斜面をMTBかついでやぶこぎ。上半身から牛のように湯気をたてながら登ります。

さまざまなツルや枝が「ゆっくりしていらっしゃったら?」とばかりにバーエンドやタイヤにからみつく。
また今度ね、と振り切って小1時間。ようやく一般の散策路にでてひと息。

これは子どもたちとは来ることができないです。
MTBのかつぎのコツがわかったいちにちとなりました。

これから風呂に入りながら、子どもの背中ならぬ泥だらけのタイヤを洗います。やれやれ。

写真:凍った川を何度もわたっても、運動量が多くてぜんぜん寒くありませんでした。うんざりぎみの小川さんw。