初心者だからこそわかる!「カヌーのタノシサ」




今日はあいにくの雨まじりでしたが早起きして奥多摩町・氷川にカヌーを漕ぎにいきました。
NPO奥多摩カヌーセンター(以下OCC)さんと共催して行う5/15の日帰りカヌー体験の下見のためでした。

このカヌー体験の特徴は、午前中に静水(せいすい→流れがない静かな水面)で練習したあと、午後は流れのなかを岩や複雑な流れを読みながらカヌーを操作して漕ぎ下る体験をします。初心者を対象にした日帰りのカヌー体験ではたいへん珍しい構成。

この活動に先立って、OCCは多摩川の流れを一部浚渫(しゅんせつ)するなどして整備してくれていて、下見にごいっしょいただいたOCCの宮村さんも整備した箇所については漕ぎ初めだったそうです。

ちなみに、自分はまだまだカヌー初心者。エスキモーロール(カヌーがひっくり返ってもパドルを使って起き上がる技)が満足にできないので沈(ちん→カヌーがひっくり返ること)すると沈脱(ちんだつ→カヌーから抜けてひっくり返ったカヌーといっしょに安全なところで岸に上がること)するしかない。
そんな初心者の自分だからこそ活動当日の参加者の気持ちがわかるところがあると信じ、今日は3月の多摩川での「沈」も辞さない(笑)覚悟で下見にやってきました。

結果は…

すごい充実感。活動で使おうと考えている流水コースは絶妙のレイアウト! 岩を避け、合流する支流にあおられないよう、そして瀬でもまれそうになるのをコントロールしながら進むためには静水でやった練習が即時活用できます。この活動ではシングル(1人乗り)艇を使うので、自分だけの判断力と漕艇能力が試されるので〜す。もちろん、失敗すれば沈に見舞われますのでその緊張感もいい。
初心者の自分がやってみて「おもしろい!」と思えたことは大収穫。やっぱりやってみなければわからないものです。

初夏の陽気にもなることが多い5月中旬に、多摩川上流のきれいな水で、頭のなかが真っ白になるくらい一瞬で完全燃焼できる体験をゼヒごいっしょにどうぞ!

活動の詳細は月内にアップしますが、JR奥多摩駅から至近の場所で、小学校高学年程度以上のどなたでも10名を対象に実施する活動です。
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写真上・中・下 →「こーして、こーして、こうなるの〜♪」ヒ〜、さぶかった。
ちなみに沈したのは、流水コースを無事に漕ぎきって、瀬を右から左に横切る練習のときです。基本練習どおりに漕ぎ、運に恵まれればこんなワタシでもダイジョウブ。

Carly Simon "Let The River Run"

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