秋晴れを狙って寝袋メンテ

入手しやすいニクワックスのダウンウォッシュ(羽毛専用洗剤・1260円)

夏の間、たっぷりと汗を吸った寝袋。
お疲れ様でした。

オフシーズンだということで、このまましまいこむと、カビやにおいのもとになります。
まずは乾いた秋晴れを狙ってよく乾かしてあげましょう。

生地が疲れた感じ(ゴワゴワするなど)の場合は、自宅でクリーニングすることもできます。
とくによく見てあげてほしいのは、フード周りと口元。頭の油分やヨダレ(ほんとよ)で汚れていることが多い。

ダウン(羽毛)が入った寝袋の場合、羽毛製品に慣れていないクリーニング屋に出すリスクは大きいです。
値段も高いし、羽毛の自然な油分まで抜かれてしまうと、湿気を貯めやすくなってふんわり感がなくなってしまうのです。

自宅でのクリーニングに使うのは、羽毛専用の洗剤。アウトドア用品店で買うことができます。
使用量を間違えないで、湿度が少なくてよく晴れた日を狙ってクリーニングをすれば、寝袋がみちがえるほどリフレッシュします。
寝袋を洗うのはバスタブが便利! 寝袋は水を含むとすごく重くなるので、すすぎのときなど腰を痛めないようにしてくださいね。
すすいだあとは洗濯機の脱水にかけてもだいじょうぶ。
寝袋のジッパーを閉めるように勧められていますが、自分の場合はよく水気が抜けるようにフルオープンで脱水しています。

これからは意外に日射が弱く、また日照時間も短くなるので、よい日を狙います。
自分は、羽毛がダマにならないように、8割がた乾いてきたらバッフル(縫い目で仕分けてある羽毛のお部屋)ごとに振るってあげています。こうすると最後の乾きが早くなりますが、もしかしたら羽毛には負担になっているかも。ま、自己責任で。

生乾きのまま夜を迎えると乾ききらずにふんわり感が損なわれたり、においのもととなるので、朝早くから勝負してくださいね!
Good Luck!

次は、暖かいシーズンに単体で使うこともできるし、肌寒いときに保温力アップにもなる優れものの寝袋ライナーの紹介をしますね。

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