2011年5月31日火曜日

地球野外塾の事務所が移転します!

クリックで拡大します。
2004年にいまの西新宿4丁目で始まったNPO法人地球野外塾は、明日6/1から品川区に移転します。

新しい住所は
142-0053
東京都品川区中延4-8-7

新しい電話/ファクス番号は
03-3785-4617
です。
一番の最寄り駅は都営地下鉄浅草線・中延駅です。
2つ出口がありますが、西馬込側の改札を出たら左に曲がって階段を上り、国道1号線に出るA1出口からだと、徒歩でわずか1分です。

メールアドレスは従来どおりです。

品川区といっても、ここは臨海エリアとはぜんぜん違って庶民的。
これまでの事務所は半地下だったので、ひょっこりと立ち寄ってみるのをためらわせるような感じでしたが f(^ ^;)

これからは、いままでよりも狭いけど、
通学路に面した東向きの1階
\(゚▽゚=))/ ですので、お気軽にお立ち寄りください。
昭和初期の木造平屋です。(築半世紀以上)。
お子さんの社会科見学にも最適(笑)!

せまいところですが、アウトドアに関係する本や美術書、山の地図なども揃えてありますので、ひととき自然のなかにいるような気分転換ができるかも。

事務所が移転して、心機一転!
スタッフ一同、一丸となっていままで以上に楽しく、充実した活動を目指します。

ぜひこれからも、地球野外塾をよろしくお願い申し上げます!

Joshua Radin "Brand New Day"

2011年5月30日月曜日

「裸の島」BSで上映されます!



4人だけで瀬戸内の小島に住む家族。

自然の中で生きるその家族の姿を描く新藤兼人氏監督の映画。
1960年制作・モスクワ国際映画賞グランプリ受賞作品です。
世界60カ国で上映されたとか。

衛星放送で、つぎのとおりテレビで上映されます。

チャンネル:NHKBSプレミアム(以前のNHKBS第2放送)
放送日: 2011年6月5日(日)
放送時間:午後10:00~午後11:46(106分)

野外塾から、お勧めしたい映画です。

2011年5月23日月曜日

「地図にない道を歩こう! 本仁田山読図ハイク」募集!

「山のなかで地図とコンパスを使うことができますか?」
「たとえ雨でもザックのなかをぬらさずに歩くことができますか?」

もし、どちらかに自信がなければ…
この機会に、両方とも体験してみませんか!
ワンステップアップすることまちがいなし。
雨の日の登山はみどりがとってもきれい! 

【お申込者が催行人数に至らないので、いったん中止します。】
本仁田山は大きな山容とアプローチのよさで人気がある奥多摩の山。
雨が降りやすい6月に、地図に出ていない道から登れば、充実感はまた格別!

雨にぬれても、奥多摩駅そばの温泉(もえぎの湯)が待ってます!

'11 6月19日(日)
雨天催行
ただし風雨が予想される場合は中止
集 合:JR青梅線 奥多摩駅 改札外 08:30(17時解散予定)
ご参考:新宿発06:44
対 象:ワンステップアップの登山をできるようになりたい方ならどなたでも。
小学生高学年以上なら理解できると思います。
活動地:奥多摩町・本仁田山
行 程:奥多摩駅から安寺沢、平石山経由で地図に出ていない道を登って本仁田山山頂、下りも地図に道がでていないゴンザス尾根経由で下山。(予定・当日の状態で逆コースなどあり。)
予想歩行時間7時間。標高差800m。
サポート費:5000円/人(保険料含む) 交通費、入浴代などは含みません。

お申込書をダウンロード。 
エクセル版(29KB)  
PDF版(32KB)

 
定 員:8人(最少催行人数5人)
活動の目的
・雨のなかでも歩けるような準備方法を身につける。
・条件が悪いときでも読図してみる。
持ち物:お申込者にご連絡します。
注意点:上下セパレート型の雨具、水が入りにくい素材の靴、スパッツ、ザックカバーなど雨対策が必要です。
主 催:NPO地球野外塾

お申し込みはお電話/ファクス 03-3373-2066

雨の中へ飛び出るときは勇気が要りますが、いちど出てしまえば雨もまた愉快!
Gene Kelly "I'm Singing in the rain"

2011年5月22日日曜日

奥多摩の山中で送った陽。迎えた陽。


昨夕から今朝にかけて、14名のご参加者と「奥多摩夕暮れハイク」をごいっしょさせていただきました。

今回もおかげさまで無事故で終了できました。
ほんとうにありがとうございました。

元気に歩き、たくさん食べていただきました。
また、天気に恵まれて初夏の夕暮れと日の出を楽しんでいただくことができました。

はじめて親子で山デビューされたという親子さん。
満天の星を楽しみにしていて、流れ星をみたと喜んだお子さん。
ストーブのうえでパンを焼いたのが楽しかったというお子さん。
お誘い合わせてステップアップしにきたお仲間。
おひとりどうしで参加して意気投合した方々。

わずか24時間たらずのあいだでしたが、こうした数々の想いを、私たちスタッフにもおすそわけしてくださったことをうれしく思っています。

疲れたことでしょう。
今晩は、ゆっくりとお休みくださいね。

またごいっしょに、山に行きましょう。

2011年5月19日木曜日

フラガ神父さま、「やまめし向上委員会」会長にゼヒ!

クリックすると、出版元のドン・ボスコ社の説明ページが開きます。
銀座・教文館ビル4階エインカレムで求めました。(5/17)
自慢ではないですが、衝動買いしないほうです。
「もう少し待ってみよう」って考えて、そのモデルがなくなってしまうことがいくどもありました。
 しかし! 本の衝動買いは多いほうになるかもしれません。

先日、「フラガ神父の料理帳 -スペイン家庭の味-」という本を衝動買いしました。

 この本、内容、体裁、読後感(ナナメヨミ感)ともにほんとによかった!
なんでこの本を買ったかというと、私たちの活動にすぐ投入できそうで、おいしそうなレシピばかりだったから!

料理本は、読んでその気になっても、じっさいに作るとなると意外に苦戦する、あるいはあきらめざるを得ないような料理を掲載しているものも多いのは、たぶんみなさんも経験されているのではないでしょうか。

しかし、この本に出てくる料理のうち、7割くらいはフィールドで、9割くらいは自宅でできそうです。

子どものため、そしてなによりも自分のために、急いでおいしいごはんを作りたいすべての方に。
キモチが疲れて、良質な「オトナの絵本」をぱらぱらとめくりたいと思った方に。
キャンプの食事がカレーや豚汁だけではあきちゃうな、と思っている方に!

この本をお勧めできます。

フラガ神父さまについて、ちょっと調べるとこんなブログが見つかりました。
やっぱり人気者なんですね♡

2011年5月18日水曜日

「日刊アウトドア新聞」創刊しました!




ずいぶんとオオゲサなタイトルですが、本当です。
この新聞の目的は、こころ豊かなアウトドアライフと心身の健康に寄与する情報をみなさんと分かち合うことです。

ありがたいことに、私たちがするべき唯一の仕事はツイッターで「アウトドアライフに役立ちそうなつぶやき」をするひとをフォローするだけ!
そうしたつぶやきを、自動的にカテゴリー別に分類・発行してくれるというありがた〜い仕組み。
自分が寝ているあいだにも、つぶやきをせっせと集めて24時間ごとに分類・紙面を刷新してくれます。
(自分で紙面を構成できるマニュアル機能が提供されていないので、自動分類と自動配置に賭けるしかありません!)

この新聞の成否を分けるのは、発行目的に沿ったつぶやきをするひとを、どのように見つけてフォローするかどうかです。

仕掛け元は、paper.li
なんて読むんでしょうかね?
そんなことはともかく、カンドー。

いままで、ツイッターって正直なところ利用のしかたがよくわかりませんでしたが、この仕組みのおかげで視界が開けました!

ツイッターの世界では、おもしろい視点でのつぶやきや興味ある情報も、あっという間に次から次への怒濤のつぶやきに流されてしまうっていう感じがしていました。
また、つぶやきそのものも軽重が入り交じっているわけで、分類と活用がぜんぜんできていなかったのです。

おもしろい新聞にするコツは、おそらく、大手の新聞社などをフォローしないで、自分のアンテナで情報ソースになるひとを探し出してフォローすることですね。

はじめのうちは、まだまだお役に立てないかもしれませんが、きっと成長できる新聞だと直感しています。
みなさんも、興味深い情報ソースとなりそうな方がいらっしゃれば教えてくださいね。

「日刊アウトドア新聞」はみなさまとともにあります。

【追記】
2015.6.19に廃刊しました。
理由は、paper.liの仕様変更と本新聞の貢献性。
これまでも、paper.liのシステムによる記事の選別があまり思いどおりにいかないなどの欠点を人力編集で補ってきましたが、仕様変更により、1日5記事までしか表示されなくなったこと、足かけ4年で約3100ビューと、それほどみなさんに貢献できなかったことが理由です。
みなさまのお役に立てるような記事は、引き続きtwitterなどで発信してまいります。
いままで「日刊アウトドア新聞」をご覧頂き、ありがとうございました。

2011年5月17日火曜日

ホームページをリニューアルしました

クリックすると、ホームページが開きます。ぜひご覧になってみてください。

このブログをご覧いただいた方のなかでも、私たちのホームページをご覧いただいた方は、もしかするとごくわずかかもしれませんね。

ホームページは、難しい記号のような言語(HTML)で組み立てられています。
それだけではなく、とにかくいろいろな要素の知識を求められるうえ、それらの記述や設定をまちがえると…

うまく動かない、表示が崩れた、そして表示されないなど、真っ青なことが起きることに。

そのため、ホームページではほんとうに必要最少限の更新しかできずにいましたが、この数年の間にホームページの役割は格段におおきくなってきました。

そこで手を差し伸べてくださったのがTukuruhito.netというホームページ制作会社さんです!
ほんとうにありがとうございました!

先週末14日の深夜、前のホームページと入れ替えて新しいホームページを公開させていただきました。

このブログと新しいホームページの連携について、つぎのように考えています。

こちらのブログは、ホームページという基地から出入りする遊撃手に例えられます。
細かく、タイムリーなお知らせが得意。

いっぽう「さて地球野外塾っていったいどんな団体なんだろう」と思った方にとって、ホームページでは一覧性にすぐれた情報をギュッとまとめてご覧いただけます。

このブログも徐々に改善を繰り返しているのですが、ホームページもまた同じ。
たいせつなのはわかりやすさと情報の質、そして使いやすさです。

少しずつ、つねに改善をこころがけて、活きた情報をわかりやすくご提供できるように、そしてなによりもそうした情報がご覧いただけるみなさまにとって少しでもお役に立てるように、これからもがんばってまいります。

引き続き、これからもよろしくお願い申し上げます。

2011年5月11日水曜日

遠き山に日は落ちて…

今宵の野宿適地を探す。(屋久島・楠川 2011.3月)
山裾に日が落ちれば夜が滑り込んでくる。(長野県・雲ノ平 2009.8月)
日が暮れて、今宵のねぐらが決まっていればひと安心。
決まっていなければ、こころがザワザワと騒ぐ。

旅に出れば、たとえ安全な街中でも、こんな気持ちになるものです。
ましてや、山のなかにいたら…

以前、晩秋の尾瀬から奥鬼怒に抜ける山中の倒木帯で、あやうく往き暮れそうになりました。
その場所の名は念仏平。いや〜な名前でしょう?

ひと抱えもある木がまるでマッチをばらまいたように折り重なっているところを、ザック背負ってくぐったり、またいだり。
数時間もそんななかで格闘し、テントを張る平地もなく、もう今日は倒木の影に寝ることになるのか、と焦りました。
暮れゆくなかで、避難小屋の輪郭がボンヤリと見えたときの安堵感は、いまでもあざやかに思い出せます。

避難小屋のなかがどんなだったか、少しお話ししましょうか?

床の一部が剥がされ、燃やされていたようで、ぽっかり開いた穴のそばに焼け残った床の木がちらばっていました。
あばら家一歩手前という感じ。
それでも、マイナスまで下がる夜の気温を外で過ごすことに較べれば、天国みたいでしたよ。
なによりも、「仲間」がいっしょにいましたしね!

でも、フシギなものですね。
夕暮れどきの、あのザワついた気持ちは、なぜか中毒性があるようです。
ときどき、無性にあてがない旅に出て、あの落ち着かない気分になってみたくなるのです。

そんな気分を疑似体験できるのが5月21日(土)〜22日(日)の「奥多摩夕暮れハイク」
あなたのこころのなかに潜んでいる「夕暮れの落ち着かない気持ち欲求」を満たしにいらっしゃいませんか?

モチロン、倒木帯のなかで寝させることはありません。
暖かい薪ストーブと、温かい夕食、そして団らんが、静かな山中のステキな山小屋であなたをお待ちしています♪

天気がよければ、星明かりもあなたを歓迎してくれるでしょう。

野遊びとしての「舞踏」

クリックするとこの写真が収録されている『鎌鼬(かまいたち)』(青幻舎刊)の案内ページが展開します。
上の写真の一部アップ。「土方巽の舞踏」(慶応大学アートセンターほか編)より抽出。クリックすると案内ページが展開します。

日本がオリジナルの身体表現・舞踏(ぶとう)。

「舞踏」の定義を、正しく説明するちからが自分にはありません。
みなさんにぜひお勧めしたいのは、いつか質のいい舞踏にふれて、Just feel it!してほしいということです。

昨日のランド・アートについての日記に載せるかどうか迷ったうえ、外したのですが、やっぱり載せることにしました。
【からだを動かす】というのを昨日あげた項目に追加しますね。
型にとらわれず、自由にからだを動かせば、じゅうぶん「野遊び」となりますから。

写真は、1965年に秋田で、写真家・細江英公(ほそええいこう)氏がその名を世界に残した舞踏家・土方巽(ひじかたたつみ)氏のパフォーマンスを撮影したうちの1枚です。

約半世紀前の農村を舞台に、ひとりの人間の動きが、写真をとおしていまなお大きなインパクトを与え続けられています。

小さなお子さんたちの顔をみてください。
こんな表情をひきだし、またその一瞬を切り取ったおふたりに、ただ驚くばかりです。

フンドシもあらわに前をはだけたオッサンが、空中から自分たちを採って食わんとばかりに飛び降りてきたら怖がってもおかしくないのに、なぜかリラックスしている。
これは土方さんのお人柄かも。
こんなことやっていても、たいへんシャイな方だったらしいです。

おっと少し脱線。

キャンプで、あるいは自分が「ハッ!」と感じた自然の中で、こころのおもむくままに手足を動かしてみる。
表現というと、ほかのひとを意識した感じがするので、発露させてみる、というくらいがいいかも。
岡本太郎的にいえば、「うまくやろうとするな!」

実験的。
でもからだのどこかを動かしたくなる欲求を感じられたら、その欲求にまかせてみる。
その動きが「内なる声」に素直であるほど、きっとひとのこころの芯を突き動かすようなちからがあると思えます。
なによりも、自分を解放するトレーニングになるでしょう。

フラも、アフリカのダンスも、阿波踊りも、もとは「内なる声」による動きだったのではないでしょうか。

この日記自体も、実験的なものでした。

トリに、風景とひとが共振しているような大野一雄さんの舞踏。ぜひご覧になってみてくださいネ。
Kazuo Ohno - The Written Face

2011年5月10日火曜日

オトナも子どもも楽しめる野遊び=「ランド・アート」


クリックするとアンディ・ゴールドワージー氏の作品HPが展開します。
氏のカタログ「Two Autumn」より(以下写真も同)。

ランド・アートということば、知ってますか?

Wikipediaによると「岩、土、木、鉄などの「自然の素材」を用いて砂漠や平原などに作品を構築する美術のジャンル、またはその作品のこと。」だそうな。

みなさんがよく知っているところだと、ナスカの地上絵がそれにあたります。
ラスコーの壁画なんかも!

ピラミッド、そして万里の長城も大義のランド・アートかな。

日本だと、前方後円墳などの古墳や、観音寺市の銭型砂絵などもランド・アートといえそう。

こんな大規模なランド・アートは、ぼうだいな時間と労力がなければできない。

でも、ファミリーで楽しめるランド・アートもありますよ!

ヒントになるのが、ランド・アートの第一人者のひとり、Andy Goldworthy(アンディ・ゴールドワージー)氏の作品。

手軽なものからご案内してみますね。

1 【投げる】(クリックで拡大します)

青い葉っぱ、落ち葉、枯れ枝、ススキなど、なんでも同じものをたくさん集めて放り投げてみる。
思わぬ美しさを見ることができますよ。

2 【組み立てる】(石組みの写真、クリックで拡大します)

石を積み上げたり、枯れ枝を積み上げたり。
葉っぱを細い枝で延々とつなげてみたり。
工夫と根気しだいで、ひとが驚くような造形を創り上げることができます。

3 【貼りつける】
これは、自分にとって新鮮でした。
石に葉っぱを貼りつけていくと、予想もしない色と効果が楽しめるんですね。

4 【トリック!】(クリックで拡大します)

ハハハ!
こんなのが、いちばん子どもといっしょに楽しめるかも。

これはカヌーイストであり、マウンテンバイクをこよなく愛した故ウィリアム・ニーリーさんの作品です。

ぜったい歩くことができない土手や雪面に、履いていた靴をぬいでおしつける、など応用が利きそうですね。

みなさんも、いろいろ試してみてください!
すぐに熱中して、たっぷり楽しめることを保証します。
だって、雪だるま作りだって、あんなに熱中できるでしょう?

キャンプで天気が悪いときの遊びにも最適。
なにもできずに窮地に立たされたお父さんお母さんも、こんな遊び方を知っていれば安心できる??

2011年5月7日土曜日

小笠原諸島、世界自然遺産登録に「王手」

クリックすると小笠原村観光協会のHPが開きます。
今日、世界遺産登録の諮問機関がユネスコに対して小笠原諸島を世界自然遺産に登録するように、そして中尊寺金色堂などがある岩手県平泉については世界文化遺産に登録するよう勧告しました。

これらの勧告で、これらの地域が世界遺産登録されることに、事実上「王手」がかかったといえます。

世界遺産って言葉、なんだかワクワクできますよね!
でも、世界遺産登録されると、登録時の状態を維持していく必要がある、という課題も発生するのです。

ここでは、私たちの活動ととくにつながりが深い「自然遺産」について考えてみます。

小笠原諸島にさきがけて日本初の世界自然遺産に登録された屋久島。
その屋久島の自然を楽しむための情報を発信している「屋久島ポータルサイト」というホームページがあります。
3月末に私たちがキャンプで屋久島を訪れる前にも、このサイトは役立ちました。

そのサイトに、世界遺産登録へのみちすじと登録後の課題についてのわかりやすい記述がありました。

こちらからご覧いただけます。
http://www.realwave-corp.com/02learn/07/index.htm

このなかで、とくに
8. 自然遺産登録後、島の自然はどう変わりましたか
という項目からは、私たちも汲み取るべきことがある、と思えます。

屋久島が世界自然遺産に登録される前の2001年にいちど訪れたことがあります。
そして、1ヶ月少し前に改めて訪問してみた結果、この現状が身にしみてよくわかります。
よく調べてあり、とてもわかりやすかったので、みなさんとシェアしたいと考えました。

新しい世界遺産登録は、登録地のひとたちに利益をもたらす効果が期待できます。
しかし、訪れるひとたちが激増するので、訪れるひとには環境に対する心配りが求められるんですね。

小笠原諸島の登録にあたっては、とくに生物の多様性が大きく評価されたようですが、すでに外来種の侵入によって固有種が脅かされはじめているという現状を知っておく必要があります。

例えば。

観光客の靴の裏についてきた植物の種や、釣り人が持ち込んだ生き餌などが「もしかしたら」小笠原の自然を壊してしまう恐れがあるので、対策が求められているのです。

私たち日本人が世界の人たちに対して「こんないいところがあるんだよ!」と自慢できる場所のひとつが世界遺産。

いつまでも自慢できるようにこころ配りしながら、いつかはごいっしょに小笠原に行ってみたいものですね!

U "丸木舟"

2011年5月5日木曜日

愛鷹山歩いて白隠禅師のお里へ下る

5/4は、友人らとともに静岡県の愛鷹山(あしたかやま)を歩いてきました。

愛鷹山って、あんまり知られていないかも。
カンタンに説明しますね。

愛鷹山は日本200名山のうちのひとつで、富士山の南東側にひとかたまりになっている山塊(さんかい)です。

愛鷹山という名の標高1188mの山があるものの、ふつうは八ヶ岳のように山域全体を愛鷹山と呼ぶようです。
この場合、愛鷹山の最高峰は越前岳・標高1504mとなります。

私たちが歩いたのは、この山塊の北側にある登山口から南下して、割石峠、鋸岳、愛鷹山を経て沼津に近い柳沢(やなぎさわ)のはずれまででした。

このコースの核心は、鋸岳の通過。
名のとおり、稜線上の小ピークをいくつも登ったり降りたりするきわどい登山道でした。
「転落して死んだ人もいるから歩くのは遠慮してください」という看板もありました。

じっさい、登山道はよくないです。
崩落と浸食が激しいのです。
高度感に慣れていない人や、最近バランスに自信がないという人は、くれぐれも気をつけて。
このコースで、こころに残ったのは、愛鷹山のやや北側にある平坦地「馬場平」でした。
ブナの巨木が生え、落ち葉が足にやさしく、一同「ここで泊まりたいなあ」なんていい合ったくらい、ステキなところでしたよ。

春富士がドカ〜ンと真正面に見える愛鷹山からの下り道は、あんまりよくない。

雨と歩行によるのでしょうか、浸食がひどく、早めに養生しないともっと悪くなりそう。
愛鷹山までの登山道は前日の雨の影響もなくカラッとしてましたが、一転して日も射さないじめっとした感じの道が続きました。

下りきった柳沢集落は沼津茶で生計を立てているお宅が多いようで、昔ながらの門構えをもった日本家屋が建ち並び、襟を正すような気持ちになりました。
ここですばらしかったのが茅葺きの赤野(あけの)観音堂。

「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の白隠」と名僧の名高い白隠禅師がまだ子どもの頃に原集落からこのお堂まで通ったといわれています。片道90分はゆうにあるでしょう。

観音堂は、周囲に残っている木々と相まってまさに日本の原風景でした。
子どもがいたら、この観音堂で遊ばせたい!と思うようなところです。
白隠さんを知ったのは、松濤美術館で禅画コレクションの展覧会を見たとき。
浅学だから遅いな(へりくだりでなく)。

確信犯的ヘタウマの絵と書に、一瞬にしてこころを鷲づかみにされました。
この衝撃は、幼少の頃、土偶をみたときと、彫刻刀のフタに印刷されていた円空仏をみたとき以来でしたね。

東海道線の原駅まで、あと1時間という距離まで下りてきたものの、折よく沼津行きのバスが来て、原駅には行かずじまい。

原駅周辺には、松蔭寺はじめ白隠さんゆかりの地がたくさんあるようです。
こんどは白隠さんのふるさと・原を、近いうちに旅の目的地としましょう。

Yes "It will be a good day"