はじめての「かんたんでおいしい重ね煮料理教室」終了

さあ、はじめての料理教室がはじまりました。
この日の食材。
切った野菜を火にかける前にエールを送ります。みなさんの服装の色も春めいてきましたね。
地球野外塾はじめての料理教室が昨日終了しました。
定員いっぱいの10名様がお申込いただけましたが、やはりこの時期は体調不良でキャンセルがでて、7名のご参加者と3名のスタッフで進行しました。

また、成人女性のなかにひとり高校生の女の子がいらっしゃいましたが、彼女のお母さんが「行くわよ!」と誘い出してくださったということ。

会場となったのは戸塚地域センターの調理室。
この調理室はIHクッカーの大きさとそこに用意してある鍋の大きさが合っていないので調理に四苦八苦。
IHクッカーという最新の調理具なのに、無骨なバーナーを使うアウトドアでの調理よりも苦戦するとは思っていませんでした。

いちばん印象的だったのは、たとえばにんじんの先っちょや、根に当たる部分はふだんは廃棄してしまう部分なのですが、それらも細かく切って重ね煮のなかに入れることに、すべての参加者が驚いていたこと。
先っちょや根の部分は、野菜の成長点がある場所なので、食材として捨てるには惜しい部分なんです。

重ね煮というと「キャベツとひき肉の重ね煮のことかと思っていました」とおっしゃる方もいらっしゃったことから、まだ一般に広く普及していない調理方法であるかもしれません。

しかし、この料理教室で重ね煮の便利さと、野菜のすべての部位をできる限り使う料理方法の合理性に目覚めたあるご参加者さまからはさっそく「今晩は重ね煮にチャレンジしています」というメールをいただきました。

はじめて取り組んだ活動で課題は山積していますが、日常生活でも、またアウトドアでもどんどん活用できる重ね煮の便利さとヘルシーさを、これからも伝えてまいります。

【お知らせ】

次の「かんたんでおいしい重ね煮料理教室」は5月19日(土)を予定しています。
会場などが決まり次第、またブログアップします。
野菜をもっと食べたい、食生活を改善したい、てばやく栄養価が高い食事作りをしたい。
そんなみなさんのご参加をお待ちしています。