「滝子山読図ハイク」無事終了。

真正面に滝子山のスカイラインを望みながら歩く里道。
滝子山南稜はほんとにゆたかな道です。
この大ケヤキからは沢沿いに歩くのですが、どこを歩いているのか地図上でわかりにくい。
昨日5/13、「地図にない道を歩こう! 滝子山読図ハイク」が4名のご参加者とともに無事終了しました。

当日は絶好のアウトドア日和。
この季節なのに湿度が少なく、秋を思わせるような涼しくカラッとした晴天でした。

中央線下りで集合の笹子駅に向かう車窓から、青空にすっきりくっきりと山々の稜線が見てとれると、それだけでもうワクワクしてきます。

私たちが登路につかった南稜は、ミズナラやブナが生える自然林が豊かに残っています。

地図を手にしながら歩くと、若葉色がからだに染み込むのではないか、と思えるくらい新緑がきれいでした。
ほんとにこの季節はとくべつですね。

この南稜は国土地理院の1/25000地図には道が記してありません。
地図に表記がある道から分かれてこのルートに入ると、踏みあとは明確にあるのですが、じぶんが歩いている場所をきちんと把握するのには集中力を要します。

下り道もまた途中から道の表記が地図からなくなりますので、いま自分が地図上のどこを歩いているのか、を把握するのは難しいのです。

また、疲れると地図をよく読むのはしんどいこと。
しかし、帰路の電車のなかでも、今日歩いたところを地図で真剣に目で追うみなさんの姿勢に 感心しました。

滝子山は標高1620m。
登り口の笹子駅は標高600m、終点になる初狩駅は標高460mですから、登りも下りも標高差1000mを超すのでけっこうタフな山なのですが、小4の男の子を含むみなさん、下りもしっかりとよく歩いていらっしゃいました。

国土地理院発行の地図独特の表記に慣れ、またプレート型コンパスの使い方にも慣れて、いつも地図とコンパスをすぐに見るような習慣をぜひつけてくださいね。

ほんとうにお疲れさまでした♪

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