2012年9月6日木曜日

先輩は尊し! 山野井泰史さんとのひととき。

なんだか楽しそうに色紙を書いてくれる山野井泰史さん。
あの山野井さんがこんなかわいいピッケルを描くとは!
昨日は、浜松町にて開催された株式会社マジックマウンテンのバイヤー向け内覧会に行ってまいりました。
同社代表の国井治さんは私の大先輩で、いまなお懇意にしていただいております。

1週間ほど前のことです。
国井さんにお会いする機会があったのですが「多摩川カヌー探検隊はどうだった?」とか「あの沢歩き、いいな」とか驚くほどよくこのブログを見ていてくださっていることがわかりました。
その席で、国井さんから『来週、内覧会があるんだが、山野井君が来るから「山野井泰史といく沢歩き」でも企画したらどうだ?』なーんて、ウソみたいなお誘いをしてくださったのです。

果たして当日、内覧会にお伺いしたところ、国井さんは驚くべきことに色紙まで用意してくれていて、いらっしゃった山野井さんに私を「こいつは子どもたちをアウトドアに連れて行ってるの。いい活動してるんだよ」と思わずこちらが「え!?」と聴き違えたと思うようなうれしい紹介をしてくださったのちに「これ、書いてあげて」と色紙を差し出し、山野井さんは「いや〜、なに書いたらいいのかな」と戸惑いながらも快くサインをしてくださいました。

山野井さんは、まずはじめに、
地球野外塾さま
と書き、そのあと続けざまに
山野井泰史
と記したあと、「なんだかまださびしいな」といいながら日付を記し、さらに一瞬間を置いて「ピッケルでも描きましょうか」といいながら、ササッとピッケルを描き足してくれました。

「山野井さんのサイン」って、かなり稀少なのではないでしょうか?

数々の死線をかいくぐってきた山野井さんのサインは、これから野外塾が無事故で充実した活動を続けられるための「お守り」としてさっそく事務所に飾りました。

じつは過去に2回山野井さんとお会いしています。
1回は2年前の小川山で偶然に。
2回めは岳人の出版パーティーで。これも国井さんのお誘いでした。

山野井さんにこのことをお話ししたら、小川山で「ああ、別のリーダーの方もいっしょでしたよね?(ちょうどNPO法人アラジンクライミングの小川さんといっしょに夏のクライミングキャンプをしていました)」と覚えていらしたのでした。
そのとき山野井さんは奥様とご一緒に廻目平キャンプ場そばの林道にいらっしゃって、子どもたちといっしょにクライミングを終えてきた私たちのガヤガヤしたようすが記憶に残ったのかもしれません。

「お子さんといっしょに登ったりする機会はありますか?」とお聴きすると、ときどき、親戚の小学校のお子さんとプライベートで奥多摩周辺をあるいていらっしゃるとか。

続いて、思い出したように子どものクライミングに関する興味深い話をしていただけました。
今夏、山野井さんがヨセミテで宿題になっていた課題を登ってきたときのことです。
現地では「6歳くらいの子どもどうしでビレーし合っていて驚いた」と。
「日本ではトップロープなどでいきなり登らせてあげないと子どもの集中力はとぎれてしまう、なんて思いがちだけど、ヨセミテでみたスクールでは登らせる前にまずみっちりビレーを練習させていた」ことに鮮烈な印象をもたれたようです。
自分なりのジャブは打ったのですが、肝心の「山野井泰史といく○○○活動」についてはどうしても切り出すことができませんでした。

結局、山野井さんがパッと引き立ちながら、じんわりと野外塾らしい特徴がにじみ出すような活動内容を考えつかなかったからです。
そして、山野井さんとお話ししているうちに、ご縁があればマッチングの機会はこれからいっそう熟してくるだろうという気がしたからです。
熟していない果実をいきなりもぎとるような「若気の至り」はしたくないな、と考えました。

そんなわけで、このブログをご覧いただけるみなさんのなかにも、熱烈な山野井さんのファンがいらっしゃると思います。

たとえば、小さなお子さんもごいっしょに山野井さんと山登りをできるとしたら…、沢歩きをできるとしたら…、クライミングをできるとしたら…!

どんな内容がいいですか? ご希望があれば野外塾のメールにぜひご連絡ください。
つぎに山野井さんにお会いするときに(いつの日になるかはわかりません!)ご提案してみます。

それにしても、先輩というのはほんとうにありがたいものです。
国井大先輩にこころから感謝申し上げます。

別ページでアップしますが、秋〜来春にかけてマジックマウンテンが提供する登山用品は垂涎ものがたくさん!
そして「若い頃には高価な登山用品に泣かされた」という国井さんならではの高品質・ハイコストパフォーマンスなラインアップがマジックマウンテンの扱い製品のゆるぎない特長です。
ぜひご期待くださいね。