2013年3月14日木曜日

プリスクールでスラックラインのサポート終了。

セッティング時に踏み台にある穴をウェスで塞ぎました。
子どもたちが勢い余って足の指を突っ込むと骨折する恐れがあるからです。
3/11月曜日は、品川区立のプリスクール(0歳児から小学校入学前のお子さんまでの預かり保育)で、スラックライン体験のサポートをしてきました。
14時30分から1時間、はじめて出会う39人の3〜5歳児のほか、数名の職員さんと保護者の方々にご体験いただき、無事終了しました。

きっかけは、品川区の子育て支援団体のミーティングに同席されたこのプリスクールの運営NPOのトップの方が、私たちの活動に共感していただけたことから始まりました。
その方が共感していただけたのは「参加者が自分自身でリスク対処できるようにサポートする」私たちの活動内容でした。そうしたアプローチで実施する活動をプリスクールでもやってもらいたい、というご依頼を受けてご提案した活動のうちお選びになったのがスラックライン。

活動当日は、私が3種のデモンストレーションを見せて、それぞれに「危ないと思うこと」を園児のみなさんに考えてもらうことからスタートしました。
3歳くらいでも考えてくれるんですよね、これが。
人間って、自分の身を危険から守るセンスはかなり早い時期から磨かれているのではないか、というのが持論です。
そうでなければ、人類は淘汰されてしまったことでしょう。

いま、多くのアウトドア活動では事故を防ごうとするあまり「やらせない」という方法をとっているところがあまりにも多い。
それに加えて「自然体験活動が参加者になにをもたらすことができるか、という指導者(主催者)の意識や到達目標が低い」場合も自分が知る限りでは意外に多く、子どもたちが生来もっている「学び取るちから」をおおいに阻んでいるといえます。

自然体験活動というのは「地域的」であるという特徴をもちます。
たとえば、首都圏にお住まいの方々にとって旭川市ですばらしい自然体験活動を実施している団体があったとしても、その活動に参加するのは容易ではありません。
自分たちの日々の生活があるエリアに意識が高い自然体験活動を実施している団体があると、その活動を自分の選択肢にいれやすくなりますよね。

日本全国で、大人も子どもたちも、自然体験をする機会を最大に活かし、その体験を実力につなげられるような考え方が普及してほしい。
そして、それはそんなにむずかしいことではありません。
リスクは「幽霊の正体見たり枯尾花」の例えのように、必ず所在があります。
想像力を働かせてその正体を見極め、また指導者が参加者の能力を最大限に引き出すようなアプローチをとれば必ずよい方向にいくと信じています。