2013年6月15日土曜日

ゲンジもヘイケも、ホタルは仲よく飛ぶ。

最寄り駅から歩いてたった30分弱。
こころが落ち着くような谷間です。
指先で静かに光るホタル。
靴はこれぐらいは汚れます。ご参考まで。
昨夜は「提灯で歩くホタル探しの夜」の下見に行ってきました。
蒸し暑くてときどき霧のような小雨が降る晩でしたが、もうホタルがでていました。

きっと、彼らには「おそろいの条件」があるのでしょうね。
眼をこらしてチカっと光るのをみつけて「いた、いた!」と思ったら、あっという間にあっちでチカ、こっちでチカ。
ちいさな谷間はホタルの遊び場(実際は求愛の場)となりました。

さらにこころが震えたのは、飛ぶホタルの光が水を張った田の上に映ること。
いわば「さかさホタル」ですね。
思わず眼が釘づけになりました。

ヘイケホタルは、私は人生でおそらくはじめて見ました。
ゲンジボタルよりもうんと繊細な光、そう、直径1mmに満たないファイバースコープの先が揺れるような光といえるでしょうか。

彼らの飛び方は一様に優雅です。
どこか気流に乗っているように、急がず自然な飛び方をします。

「え、ここが東京!?」と疑うような都内で(都区内ではないですよ!)、とても静かなひとときを過ごしました。

つらかったのは、帰り道。
灯をつけずに眼を凝らしてホタルの光を楽しんだあとだったので、街の光が強すぎて頭がイタくなるようでした。

おだやかで静かなホタルの光を見るだけで、日常の課題に気づかされる。
自然のなかに、さまざまなヒントや答えがあるという証です。