「野外塾流・はじめてのデイキャンプ」無事終了!

9/23(月・祝)、東京都あきる野市のキャンプ場で、軽量な装備で楽しめるデイキャンプの方法を体験する活動を12名のご参加者(うち5名が3歳から小4までのお子さん)と2名のスタッフあわせて14名で実施し、無事終了しました。

この日の天気は曇り気味で一時はこまかいミストのような雨が降りましたが、火を扱う活動としてはカンカン照りよりもむしろよかったかも。

この日、体験していただいたのは……
1 タープとテントをたてる。
 →とくにペグの打ち方とポールの扱い方、メンテナンスの仕方。
2 火器を使う & おいしい飲み物をいれる。
  コーヒーは挽くところからはじめました。
 →軽量で便利な火器の紹介とそれらの使い方
3 火起こしして調理に備える。
 →たき火の仕方、薪と炭の使い方。
 パン生地からパニーニ(イタリア風ホットサンド)を作ってみる。
 →ジップロックを多用した省スペース、節水調理。
でした。

【タープ・テント立て】
とくにお父さん、お母さんが真剣に取り組んでいたのはタープとテントの設営でした。
この日は、大型タープの例としてGoLiteのシャングリラ8(廃番)、モノポールタープの例としてブラックダイヤモンドのメガライト、軽量シングルウォールテントの例としてICIゴアライトを設営。

子どもたちに人気だったのは一番小さいゴアライトでした。
「秘密基地だ!」といって、出入りを喜んでいました。
秘密基地。懐かしい言葉です。こいつを主題にした活動をしてあげたいくらいです。

【火器とホットドリンク】
「安心できるベース(基地)」ができたあとは、ひと息ついてホットドリンクを楽しむ時間。
新しくプリムスのイータパワーEFトレイルを使いましたが、想像以上の高効率。
ほとんどお待たせすることがありませんでした。
分離型バーナーの利点はなに? という参加者からのご質問がありましたが、鍋の高さが低く抑えられて、不意の転倒などのリスクが最小限になることがファミリーで使うときのいちばんの利点になります。

ポーレックスのコーヒーミルも新採用。
ハンドルを効率よく回すのにはやや慣れが必要ですが、道具というのはおよそそういうものでありまして、作業感自体はとてもよいです。
偶然にもエアロプレスのブランジャー(シリンダ部)の内側にミル本体がすっぽりと納まるので、アウトドアでちょっと心豊かな時間を過ごすのにもって出るのが楽しみになりました。
100円ショップで買ったミルクフォーマーも活躍。
子どもたちのお気に入りとなっていました。
AMAZONと100円ショップの活用で、素早く、リーズナブルに必要なものが手に入りました。

【火起こし】
予想どおり苦戦するファミリーが多かったです。
コツは、小さな焚きつけからていねいに火を大きくしていくこと、空気の流れを妨げないように薪を積むことです。
本格的にたき火のノウハウを身につけたい方は11/24の「はじめてのたき火料理」をお勧めします。

【パン生地づくりとパニーニづくり】
ジップロックを使ってパン生地づくりをしましたが、みなさんじょうずでした!
さきにご自身でおこしたたき火で焼いたときに、きれいにまんなかがふくれてピタにされたファミリーもいらっしゃいました。


この日はやることがおてんこもりでしたが、子どもにとってオトナのやることをマネするのが楽しみだったり、こだわりたいポイントである反面、自由なひとときがないと窒息してしまいます。
実際のデイキャンプでは、子どもたちとともに「行き当たりばったり」の時間をアドリブで楽しむことがいちばんだと思います。
アドリブに自信がなくてもだいじょうぶ。
自然がきっと、お父さんお母さんの味方をしてくれますよ。

道具や装備のうんちくはあんまり好きじゃないのですが、使い勝手についての最少限のご案内はアウトドアにとって必要です。
この活動、おかげさまで好評でしたので、このあとも継続して実施してみたいです。

後日ご参加いただいた年中女の子お父様と小4の男の子のお母様からメールをいただきました。
先日はいろんな事を教えていただき、お世話になりました。
子供にはテントより焚き火が印象に残ったようです。
予定が合えばまた他のイベントも参加したいと思います。
                       
先日のキャンプではお世話になりどうもありがとうございました。
初めての参加でしたが娘もとてもよろこんでいて
よい経験が出来たと思います。
キャンプのノウハウもいろいろ教えてもらったので寒くなる前に
一度自分自身で挑戦出来ればなと思っています。
参加者の皆さまも良い方ばかりで本当に楽しかったです。
是非またなにかの機会に参加させていただきたいと思いますので
その際はよろしくお願い致します。                

ご参加者の皆様、生活クラブ東京・協同村の皆さん、ほんとうにありがとうございました。