2013年10月31日木曜日

だれでも無料でできる!「和船乗船・操船体験」

50年のブランクを感じさせない田村保さんの操船。
現役時代は片道2時間かけて東京湾のど真ん中まで漕ぎだしたそうです。
私は10分で疲れました。
柳が川面に映えて情緒がある横十間川での和船体験。
みなさんもぜひお子さんを連れて行ってあげてくださいね。
昨日は、江東区横十間川親水公園で和船の乗船・操船体験をしてきました。
いつも「江戸前海苔作り体験」でお世話になっている羽田の田村保さんにごいっしょさせていただきました。

数年後に東京オリンピックを控えた昭和37年、漁業補償を受けて東京湾の東京側での海苔漁が行われなくなって以来、田村さんは手漕ぎの和船を漕ぐことがなかったといいます。
お会いすると折に触れて「最後の海苔べかをとっておけばよかったんだけど、オヤジが自分に断りなしにひとにあげちまったんだよ」と残念そうに語るのが、こちらもつらいくらいでした。
だから、たまたまお互いにテレビで和船の操船体験ができることを報じる番組をみて「行こう、行こう!」と誘いあい、わずか1週間足らずで実際に体験してきたのです。

この催しはなんと19年前から江東区の任意団体「和船友の会」が実施してきたそうです。
最近になってメディア露出度が多くなり、ようやく知ることができました。
船頭さんはみんなボランティア。
しかも、なかには元漁師さんだったりとプロだった方が多いので本格的。
教え方がじょうずなうえに物腰もやわらかく、たいへん和むことができる催しです。

田村さんが操船すると、「お、前にやったことがあるんですか?」と船頭さんからさっそく声がかかり、私が「羽田の元海苔漁師さんだったんですよ」と話すと、「道理で」と納得されるくらい、約50年のブランクをまったく感じさせない操船でした。

田村さんは「いい冥土の土産ができた」なんておっしゃりますが、いえいえ、まだまだ元気でいてくれないと。

無料で気軽に楽しめる和船の乗船体験はちっちゃなお子さんからシニアの方々までどなたでもだいじょうぶ。
操船体験も無料ですが櫓(ろ)が重いので、小4くらいからが体験するのによい目安になるのではないか、と思います。

それぞれの体験は、11月までは毎週水曜日、そして12月から2月までは毎週日曜日のそれぞれ10時の受付開始から14時15分の最終受付まで、1回の体験が約20分で実施しています。

詳細は次からご覧いただけます。 → こちら。(PDFファイル)
場所がちょっとわかりにくいのですが、江東区・横十間川にかかる海砂橋(うみすなばし)の西詰北側です。
地下鉄「住吉駅」、「東陽町駅」からそれぞれ徒歩20分くらいです。
小さなお子さんやシニアの方がごいっしょならば、迷わずタクシーのご利用をお勧めします。1メーターで行きます。

敬愛する田村さんに教えていただく「江戸前海苔作り体験」は、来年2月16日(日)実施に決定しました。
旧き佳き東京湾と多摩川のことを生まれながらに知っている田村さんのお話も、きっとみなさんのこころに残ると思います。
ぜひ楽しく充実した時間を体験しにいらしてくださいね!

2013年10月29日火曜日

「ツキノワグマ一式お届けします。」

クリックで拡大します。
クリックで拡大します。
すごく興味深い学習キットを教えていただきました。
その名も「ツキノワグマトランクキット」。
商用利用でないならばどなたでも借りられて、しかも貸出は無料(送料は利用者負担)だとのこと。

ツキノワグマの毛皮、頭骨、糞を樹脂で固めたもの、足形などをひとつのトランクに入れて送ってくれる異色の、そしておそらく日本でいちばんワイルドな学習キットです。
先日の図書館イベントに出展されていた方から教えていただきました。
毛皮を実際にその場で触ってみたところ、とても状態がよく、毛並の艶のよさや質感がよくわかります。
おそらく冬毛のクマを相当いい業者がなめしたのだろうというお話でした。

身近な奥多摩や、長野県の観光地では接近遭遇が増えているいっぽうで、九州や中国山地の一部では絶滅しているのではないか、といわれているツキノワグマの生態は、いまだよくわかっていません。
ツキノワグマとひととのつき合い方について知りたいという方は、上記キットとともに「平成熊あらし」群像舎・2009年文部科学省選定作品)というドキュメンタリーDVDもおすすめします。

秋から冬にかけては、食べ物を求めて人里近くに降りてくるクマとの接近遭遇が多くなりますから、よい勉強の機会かもしれません。

2013年10月28日月曜日

テントのなかで読書はいかが?

「テントの中でひとり読書する男の子」
正統派です。私たちはこういうシーンを望んでいました。
「テントのなかでお子さんに本を読んであげるお父さん」
うーん、イベントの主旨にぴったりの理想型。
子どもたちの「たくさん描きたい!」意欲を満たす「お絵描きテント」
どこでも人気です。
参加型読み聞かせ「おおきなかぶ」でなりきる参加者のみなさん。
おもしろかったですよ。
読書週間が始まった昨日10/27(日)、新宿区立大久保図書館がある大久保地域センター4階の多目的ホールで、新宿区立大久保図書館の主催イベント「おはなし森のわくわくキャンプ」が実施され、51名のご参加者(うち17名がお子さん)のご来場をいただき、無事終了しました。

過去2回、同イベントをサポートさせていただいた経緯から、今回も地球野外塾は
・自由にお絵描きができるティピー型のお絵描きテント
・各種自立型テント
・アウトドアスポーツのDVD
・アウトドアに関連した本
を提供して会場づくりのサポートをいたしました。

絶好の天気に恵まれ、自然光が入る会場は秋らしいムードにあふれました。
入り口近くに設置されたお絵描きテントはどこに出してもお子さんたちに人気があります。
今回も一心不乱にお絵描きに没頭するお子さんたちがたくさんいました。
こういうようすをみていると、子どもは今も昔もお絵描きが好きなんだな、と改めて思えます。
テント内の読書、テント内のごろ寝も散見できて微笑ましくなります。

このイベントは地球野外塾のほかに国際協力を推進する2団体がサポートして、タイ、ミャンマー、韓国、中国などアジアの隣国のみなさんもいらっしゃり、新宿らしい多文化共生を指向しました。
そうした方々にとって、こうしたイベントがどのように目に映るのか、興味があるところです。

今回のイベントでは読み聞かせが4度行われましたが、なかでも印象に残ったのは名作絵本「おおきなかぶ」の参加型よみきかせ。
参加者が立候補で絵本に出てくるおじいさん、おばあさん、孫、犬、猫、ねずみに扮し、みんなでかぶを抜こうとがんばります。
小さな参加者がそれぞれの役になりきろうとするようすが子どもらしく、また見ている子どもたちも口をぽかんと開けて寸劇のとりこになっているようすが愛らしかったです。

読書って、自分が小さな頃はこうしたイベントの対極にある静かな行為でした。
いまは少しようすが変わってきているのは、私たちおとながそう「演出」してしまうせいなのか、またはそうしないと子どもたちが本に興味をもたないくらい本離れが進んでしまっているのか、どちらなのかはわかりません。

しかし「知らない世界」をのぞいてみたい興味はおそらく今の子どもも、昔の子どもも変わらないのではないか、と感じています。
私たちはこうしたイベントに関わるいっぽうで、子どもたちが「知らない本の表紙をまず1枚、ペロンとめくってみたくなる」そういう動機づけにこそ、もう少し手間と時間とかけて工夫できるのではないだろうか、と思った一日でした。

そうそう、テントのなかでザックのなかに入れてきたお気に入りの一冊をゆっくり読めるキャンプがあります。名作絵本「はじめてのキャンプ」をそのまま本当のキャンプに仕立てた
「はじめてのキャンプ」。まだご参加できますよ。

日帰りで自分が作ったたき火のわきで読書をしたいあなたは、こちらはいかがですか。

2013年10月26日土曜日

銅鍋を磨く。

昨日、パリの蚤の市に店を出しているオヤジさんが、仕入れた銅鍋の手入れをするようすを放送していました。
酢に小麦粉と塩を入れて、刷毛でサッとこするだけで黒ずんだ銅鍋がまるで生き返るようでした。

さっそく自分も持っている銅製のミルクパンで試してみました。
酢と小麦粉と塩の量は適当。
柔らかい歯ブラシでていねいにこすると、どんどんきれいになりました。
およそ1時間で完成。
おそらく、小麦粉は酢がいたずらに研磨面から流れ出るのを防ぎ、塩は研磨剤の役割をするのではないでしょうか。
さいごに銀磨きのクロスで磨くと艶が出て、酸で焼かれた痛々しいほどの銅の面がしっとりとして、銅製品ならではの味わいが戻りました。

この経験を活かして磨いてみたくなるのは、ホエーブスやスベアなどの昔のバーナー。
自分はもっていないのですが、汚れた往年の名器をみかけると磨きたくなります。
真鍮もどうやら酸で磨けるようですから、この方法が使えそうです。

2013年10月25日金曜日

ないものねだりの「ヒッピー」願望。

出典:http://www.desktopaper.com/unusual-hippie-volkswagen/
フリーウォールペーパーです。
いつか書きたいと思っていたヒッピーのこと。

1960年代後半、アメリカから徐々にアウトドア用品が日本に入ってきた頃と前後して、ベトナム戦争と表裏一体のヒッピー文化が日本に入ってきました。
(この頃、アメリカ軍の放出品は秋葉原で売っていたのですが、アウトドアで平和的に用いることに特化した用品はドイツ製やフランス製が主流ななかで、アメリカからの用品は発想が斬新で衝撃的でした。)

文化の背景について考えたとき、ヒッピー文化はスマイルマークのようにハッピーそのものではないんだけれど、今なお自分はその頃に大学生くらいだったらよかったのになー、と思うくらい、ヒッピー文化のまっただなかにいたかったなぁ、と思う気持ちがあるのは確かです。

中学生頃だったでしょうか、夏休みの昼下がりのテレビで放送していた「いちご白書」。
テーマソング「Circle Game」は、催涙ガスを打ち込まれて引きずり出される学生たちのようすとともに、よく理解できないながら子ども心に突き刺さりました。

アウトドアとそんな時代に、いったいどんな関係があるのでしょうか。

アウトドアという言葉もこの頃にはじめて知りました。
アウトドアは従来の海・山・川・自然といった呼び方を一気に飛び越え、開放的なイメージで自分のこころに飛び込んできました。
それは革命的な発想の転換で、たとえばの話、おばあさんが買物車を押して歩く田舎道はそれまでの自分ならば陰気な日本的風景だと判断してしまいがち。
しかしアウトドアという「発想」を知ったあとには、同じおばあさんと買物車と田舎道を「やあ!」という明るい気持ちでとらえることができるくらいだったのです。
当時はまだ東西問題(地球の西側にある「善なる」資本主義の国々と東側にある「悪の」共産主義の国々の対立、実際にはアメリカとソビエトの勢力争い)がコドモゴコロにも暗ーい影を落としていて、人類を滅ぼす核戦争がホントにあるかもしれない、って思っていたほど落ち着かない時代。
その時代にアウトドアという発想はおおきな救いになりました。
高校時代には、新しい発想でつぎつぎと市場に出始めた合理的でステキな装備をパックに詰め込んで、見知らぬ土地を歩き回る自由さにあこがれたものです。(実際にはでっかいキスリングにひと時代前の重ーい装備を詰め込んでヘトヘトになって歩いていたものでしたが。)

そんなひと昔前、フリーセックスやドラッグと切り離すことができないルーズなイメージも伴ったヒッピー文化でしたが、ルーズなようでいて破滅的ではなく、シンプルで持続型な生活指向、明るさとともにどこかに影がある感じは、自分にとっては超無責任な現実逃避、「エスケープ」への誘いでした。
しかし、いつもジョーシキの枠を脱しきれないありきたりの自分は、たとえ60年代後半に折よく大学生であったとしても、おそらくヒッピーにはなれずにいたことでしょう。
そんなわけで、風来坊のヒッピー的生活は私にとって永遠に遠くあこがれの対象なんです。

そうそう、11月第1週に実施する「はじめてのキャンプ」も、ヒッピーのよい一面である「シンプルで持続型な生活指向」を探る活動です。ご興味ある方は、ぜひ。

Buffy Sainte-Marie "Circle Game"

2013年10月24日木曜日

だれも教えてくれない「青梅線・五日市線の罠(わな)」

奥多摩は都心から近いのに自然が豊かでとてもよいところ。
でも、奥多摩デビューするひとだったり、あまり慣れていないひとにとって、JR青梅線とJR五日市線は駅でのアナウンスの不足によって乗り間違えたり、乗り降りができなかったりする場合があるので要注意。
よく間違えがちな「罠」の数々について記しますので、事前にご確認のうえ楽しい一日をお過ごしくださいね。
クリックで拡大します。
●の駅と、オレンジと赤の路線に罠があります。
詳細は以下の罠1-5をご覧ください。
上の路線図において、オレンジ色の線がJR青梅線です。立川駅から奥多摩駅の路線はすべて青梅線です。
赤い線はJR五日市線です。JR青梅線の拝島駅から分かれて武蔵五日市駅までをつなぐ線です。

罠その 【ホリデー快速ご利用の方へ 乗車時に何号車に乗っているか確認!
土・日・祝日に運転されるホリデー快速は、奥多摩や武蔵五日市方面に行くのに便利ですが、「ホリデー快速おくたま号」と「ホリデー快速あきがわ号」はそれぞれ行き先が違うのに1両編成!
拝島駅で切り離されて「ホリデー快速おくたま号」は奥多摩駅方面行きへ、「ホリデー快速あきがわ号」は武蔵五日市駅方面へと向かいます。
下り車両は通常10両編成で進行方向前4両が武蔵五日市行きの「ホリデー快速あきがわ号」、後6両が奥多摩行きの「ホリデー快速おくたま号」ですので、乗車時に何号車に乗っているのかを確認しないと、目的地と違った場所に連れて行かれる恐れがあります。
ご乗車される駅でご自身の目的地へ行く車両に乗り込めれば、拝島駅で切り離されてもあわてる必要はありません。

罠その 【奥多摩方面、武蔵五日市方面へ行きたい方へ立川駅でのご注意。
JR中央線とJR南武線とJR青梅線が駅構内でつながる立川駅。
構内図は → こちら
青梅方面行きの電車は1または2番線から出ることもあれば、6番線から出ることもある。
1番線と2番線が中心ですが、6番線はふだん中央線で立川駅以遠の八王子や高尾行き電車が使うホームであり、この6番線からつぎの青梅方面行きがでるかどうかは、なんと階段をあがった改札階に行って掲示板をみないとわかりにくいのです(アナウンスがあるけれど音質が悪くて聞きのがしがち)。
JR中央線から直接JR青梅線やJR五日市線に乗り入れる「特別快速」などに乗っていない場合、立川駅で下車したら次の青梅・五日市方面行き電車がどの番線からでるか、確認する必要があります。
これが直観的にわからないのが立川駅の罠です。

罠その 【武蔵五日市方面へ行きたい方へ拝島駅でのご注意。
JR青梅線とJR五日市線、そしてJR八高線が駅構内でつながる拝島駅。
構内図は → こちら
武蔵五日市行きの電車は1番線から出ることもあれば、2番線から出ることもある。
1番線と2番線はいったん跨線橋(こせんきょう)をまたぐので、行き来がしにくいです。
武蔵五日市行きの普通電車や「ホリデー快速」などに乗っていない場合、拝島駅で下車したら次の武蔵五日市駅方面行き電車がどの番線からでるか、確認する必要があります。
インジケーターはホームの立川寄り階段の手前と、階段上の改札階にあります。

罠その4 【奥多摩方面に行くため青梅駅で乗り換える方へ青梅駅でのご注意。
青梅どまりという電車が多いJR青梅線。
奥多摩方面に行くためには、青梅駅でいったん降りて反対ホームに来る奥多摩行き電車を待つことがあります。
そのときの待ち位置ですが、なるべくホームの後ろ寄り(立川駅寄り)で待っていてください。
青梅駅ホームの奥多摩駅寄りにはトイレがあって便利ですが、トイレをすませたあとにうっかりそのあたりで待っていても、入線してきた電車ははるか向こうで停まるので、せっかく早くから待っても混んでいるときには座れない恐れがあるからです。
これもだれも案内してくれないことです。
赤く囲った部分にあるボタンを押さないとドアは開きません。
罠その5 青梅線と五日市線内でドアは全てボタン式開閉です。
自動ドアに慣れている私たちは、ついいつものクセで下車駅でもドアが開くのを待ちますが、青梅線と五日市線の全駅で(終点の奥多摩、拝島、武蔵五日市でさえ!)乗降ドアはドア右にあるボタンを押して自分自身で開閉します。
このことを知っていないと、うっかり降りそびれたり、乗りそびれたりすることがあるのでよくご注意くださいね。

最後に。
日本の公共サービスはいまなお評価が高いものの、私ごときがこうした記事を書かなければならないほど、一部で「ほつれ」がでていると感じています。
はじめて行く土地はだれでも不案内なもの。そうした原点に立って公共サービスのクオリティが再度高まることを願って止みません。

募集中の「奥多摩方面の自然体験活動」は → こちら!

2013年10月21日月曜日

山での洗い物をスマートに。


山での洗い物、苦戦します。
水も限られているし、洗剤はなるべく使いたくないし。

そんな条件で、洗い物を短い時間で合理的に、節水して行う方法です。

1 洗い物はまず拭き取る。
トイレットペーパーで汚れを拭き取ってしまうだけで洗う必要がなくなる場合があります。また、お茶や紅茶を飲んだあとのティーパックで拭き取るとしつこい油汚れがかなりとれます。

2 洗い物は重ねない。
多くの場合、皿や鍋の裏側まで汚れていることはありません。洗い物を重ねると汚れていないところにまで「汚れをつけてしまう」ことになります。
重ねたいときには、下になる食器の汚れが上になる食器の底につかないよう工夫を。

3 洗い物は湯どおしする。
お湯をかけると油汚れはかなり落ちます。パスタをゆでたお湯、お茶の残りも捨てないで洗い物に再利用しましょう。
洗い物になる器にお茶を入れて飲んでしまうのも、究極のエコです。
え? お茶の味はどうなるかって? 「味が出ます」よ(笑)

4 洗い物を「洗わない」。
夕ご飯で使った食器は、おそらく朝ご飯にも使うことでしょう。
神経質に洗わずに、翌朝もそのまま食器を使って、出発前にはじめて洗うというのも山ならではの小ワザです。

5 ジップロックやラップを活用する。
食器にジップロックをかけたり、ラップをかけて、汚れたらそのままポイ。
震災時にも多用された方法です。
ジップロックの使い捨てはあまりにももったいないので、汚れを拭き取って再利用してください。
この方法はぬれやへたりに弱い紙皿を何度も繰り返し利用したいときにもとても有効です。

どうですか?
食器洗いのストレスを減らすことは、それ以外のことに神経を使えることにもつながり、長い山行では安全にもかかわる大切な生活テクニックです。

雨中の「奥多摩ナイトハイク」無事終了しました。

雨にぬれたフロントガラスに、対抗の車両のヘッドライトが映える。
往路のケーブルカーにて。
雨のなかの読図はまず「地図を取り出す」だけでもエラい!
現在地確認できた君は、さらにエラい!
霧に覆われた日の出山山頂はヘッドライトの光がライトセーバーのよう。
10/19夕から20日午前中にかけて、奥多摩でのナイトハイクが無事終了しました。
18名様のお申込がありましたが、小雨に見舞われるおそれがあるので19日朝にご意向確認をしたところ体調不良をご懸念された2組5名様がキャンセルし、ご参加者13名様(うち6歳から13歳までのお子さん7名様)、スタッフ3名あわせて16名での実施でした。
それにしても、13名の方々は、よくいらっしゃいました。
ずっと雨のなかを歩くと思っていた方は、おそらくいなかったでしょう。

御嶽駅で集合したときにはまだ降っていませんでしたが、バスを降りる頃からは雨が降り出しました。御岳山へ登るケーブルカーに乗る前に雨支度をしっかり整え、下車後は手早く日暮れた山中へ。そぼふる雨に打たれて細い山道をたどりました。

野外塾では、こうした活動では参加者のみなさんに先頭をローテーションで歩いていただいています。この日もみなさんそれぞれの不安と向き合いながら先頭を歩いていただきました。
「連れられて歩く」のと、「先頭を歩く」のでは、体験密度がまったく違います。雨で視界が妨げられるなかで後ろに他の人たちを控えて先頭を歩くのはプレッシャーがかかるもの。一本道でもこの道でいいのか、という疑心暗鬼に襲われますが、そういう不安を体験することこそがたいせつ。つねに「疑心暗鬼センサー」を働かせることにつながるからです。

調理に強い意欲をみせてくれる男の子たち。
とても頼もしい!
山小屋の2階は女の子たちのくつろぎの場。
質素だけれどしっかりおいしく食べられる食事が野外塾の希望です。
小屋では小屋番さんが、ストーブを焚いて待っていてくださいました。
さっそくストーブと熱湯が入った鉄瓶の恩恵に浴して寛ろぐみなさんの顔に、緊張がとれた笑顔が戻りました。
山小屋って、こういうときがいちばんステキな時間だと自分は思います。

夕食作りは、何度もナイトハイクにご参加いただいている親子さんがいちばんに準備を始めてくださいました。それがなんともまた自然なんです。
子どもたちも熱いココアを飲み終えると元気を取り戻して、夕食作りにすごい意欲を示してくれて、大助かり。
この日の夕食はハッシュドビーフと水菜のサラダ。
シンプルですが、材料をしっかりと選んでいるので喜んでいただけました。

寝室から朝一番で下りてきて薪をくべる男の子。
彼の遺伝子のなかにある「男」を感じました。 
急遽お願いしたサポートを快く受けてくれた小倉さん。
ありがとうございました!
いつもながら、ていねいなドリップがみなさんに大好評でした。
このコースでいちばん自分が好きな曲がり角で撮った写真。
左カーブを大きく曲がって進む参加者のみなさん。お疲れさまでした。
翌朝は未明から本降りの雨。
5時過ぎからストーブ番をする男の子は、薄明のなかでもう何年もその役割をやっている一人前のように見えます。
彼がくべた薪が燃え、暖気がみんなが寝ている2階にも広がる頃、みなさん三々五々に1階に降りてきました。
朝に粉から練って焼いたピタのようなパン、スープ、チリコンカンとオムレツの朝食をととったあとは、つるつる温泉へと下るコースを変えて往路をそのまま御嶽へと下りることにしました。
天気予報が当初の午前中に1mm/時の降雨という予報から、夕方まで最大7mm/時という本降りの予報に悪化したためです。

終始雨にたたられた山行でしたが、「雨合羽を着て山を歩いたのがはじめてだったのでよかった」とか、「行きに真っ暗闇のなかを歩いた道を、明るくなってから歩くとこんな感じなのかと復習できてよかった」というご意見があって、主催者としては「なるほどなあ」と新しい発見をできました。みなさん、逞(たくま)しいものですね。

よく感じることは、いまのひとたちは決して「ひ弱」なのではなく、「チャレンジできる場が少ない」のではないか、ということです。
雨のなかを雨具で歩く山歩きも、ふつうならば経験しないことかもしれません。
しかし、事前のリスク説明で「雨が降るなかを歩くかもしれません」という話を受けて参加してくださったみなさんにとっては、心構えができたチャレンジだったのでしょう。

小さなチャレンジの積み重ねは、いつか必ず自分自身を信じる心の拠り所になります。
知らず知らずのうちに、ご自身の心身のキャパシティを広げることになるからです。

後日参加してくださった中学生の女の子と小3の女の子のお母様からメールをいただきました。
今回のナイトハイクは初めてのかなりの雨で、色々大変でしたが良い経験になりました。
毎回美味しいご飯もいつも楽しみにしています(*^^*)
次の春で綺麗な星と朝日を見にリベンジしたいと思います。




台風のあとというのもあり、ナイトハイクは中止になるだろうなと思っていたので、ご連絡をいただいたとき少し意外でしたが、雨の山というのを体験できるチャンスもそうないな、と思って参加することにしました。
やはりあの雨体験はよかったです。
雨はやだな、晴れがよかったな、という気持ちを一切払拭するほど、雨の山はよかったし、
それも含めて何より全部の体験が新鮮で楽しかったです。
海老澤さんのコメントにもありましたとおり、沢山の体験を通して、自分の幅が広がると実感しました。

こういう風に感じる事が出来るのも、野外塾のスタッフさんや山小屋の管理の皆さんの下準備や色んな気遣いのおかげだと感謝しています。
それに一緒に過ごした皆さんも皆んなステキで気持ちのよい方々でした!
 

ご参加いただいたみなさま、そして快くサポートを引き受けてくださったボランティアスタッフの方に心から感謝申し上げます。

2013年10月15日火曜日

「採って作ろう!ナチュラルなクリスマスリース」ご参加者募集開始。

ハンドメイドのクリスマスリースは驚くほどのボリューム感。
玄関に飾れば、おうちに帰るのが楽しみになります♪
飾りになる実を採るのも楽しい作業。
3名様空きがでました。(11/30)

今年こそ!
ハンドメイドのナチュラルなリースでクリスマスを迎えませんか?
多摩川に自生している葛(くず)のつるを丸めて集めた木の実などでドレスアップすれば、オリジナルのクリスマスリースのできあがり!
作ったリースはもちろんご自宅の玄関やお部屋に飾ってみてください。
一度作ったリースの土台は乾けば乾くほど堅牢になり、繰り返し再利用できます。

'13 12月1日(日)雨天中止
集 合:小田急線「和泉多摩川駅」西口改札外 09:30(15時00分解散予定) 
(ご参考:小田急線・新宿駅から約30分、おとな240円)   
対 象:小さなお子さんからオトナまでどなたでも。おとなやお子さんのおひとりでの参加もできます。(ただし小3までは保護者といっしょにご参加ください。)
活動地:小田急線「和泉多摩川」駅下車 徒歩7分 多摩川自由ひろば(多摩川河川敷)
参加費:中学生以上3500円、小学生3000円、未就学児800円。(保険料・軽飲食費込)
あたたかいお飲物やクリスマスらしい軽食をご提供いたします。
定 員:15人 締切:11/28(木)

持ち物
・汚れてもよい服と靴
お弁当と飲み物
軍手
レジャーシート
カシャカシャズボンとカシャカシャ上着(ひっつき虫がつかないように)
マスク
リースを入れて持ち帰るための紙袋やビニール袋
飾りつけしてみたいオーナメント
など。

活動の目的:自然の素材を使った実用的なクラフトを楽しもう!
主 催:NPO法人 地球野外塾

【お申込いただくみなさまへ
キャンセル規定などのご確認事項(お申込にあたり必ずお読みください)
★お申込者用書類とご留意点

お問い合わせはお気軽に地球野外塾03-3785-4617までどうぞ!

2013年10月14日月曜日

晩秋の「奥多摩ナイトハイク」ご参加者募集開始。

おかげさまで定員に達しました。キャンセル待ちを承れます。(10/30)
晩秋の山路を歩いて暮れゆく風景をお楽しみください。
歩き終えたら山間の古民家で静かな一夜が待ってます♪
都心から身近なところで、ありそうで意外にない、そんな原体験をできるのがこの「奥多摩ナイトハイク」
この夜の月は、翌日に満月をひかえた待宵月(まつよいづき)です。
晩秋の夜、古民家の縁側から東の空に輝く月を眺めるのも風流ですね。
※本降りの雨以外は実施するので、天候によっては月や夜景を見ることができないこともあります。あらかじめご了承ください。

'13 11月16(土)午後17(日)午前 1泊2日
本降りの雨天の場合は中止(小雨実施)
11/16・19:30の東の夜空シミュレーション。
(フリーソフトStellariumより。)
当日晴れればこんな感じです。クリックで拡大します。
ビギナーの方でも安心・ちょっとのがんばりで日常では感じることができない山の魅力を体感できるコース取り。
今回もまたみなさんが楽しく、おいしく召し上がれる献立を準備します。
今回のお宿は古民家なので「和」をテーマに献立づくりをしてみます。

集 合:11/16 JR五日市線・武蔵五日市駅改札外16:00
参考:当日14:44新宿発の青梅行き特別快速に乗り、拝島駅で五日市線に乗り換えて(乗換時間9分)、終点の武蔵五日市駅到着が15:43です。お手洗いなどをすませて改札をでてください。
JR五日市線は間違いやすいいくつかの注意点があるのでお気をつけください。
解 散:11/17 瀬音の湯または武蔵五日市駅11:00(予定)

対 象:小1程度からオトナまでどなたでも。
未就学児でもご参加できますが、夜の山道を歩くのでお申込に当たってご注意ください。 
親子はもちろん、お子さんや大人の方だけでもご参加いただけます。ただし小3までは保護者同伴願います。
活動地:武蔵五日市駅〜金比羅尾根経由で金比羅山〜協同村〜武蔵五日市駅
参加費:6,800円+宿泊代実費おとな3,200円(小学生以下2,200円)/人。自炊2食、保険代込。
※集合・解散地と自宅間の交通費別。
定 員:15人(最少催行人数8人)
築100年あまりになるという古民家を移設・整備。
水回りはすべて整備されていてとても快適。お風呂もあります。
夏を終えて畳が新しくなったばかり!
天井が高くて青畳がビシッと映える居間は快適。
宿泊施設の詳細をご覧いただけます。→ こちら。
行 程
11/16の行程は登り標高差240m、最高到達点440m、下り標高差230m、距離4.5km。
11/17の行程は下り標高差10m、距離3km。
11/16 集合後、徒歩で金比羅尾根経由、夜景ポイントを経て古民家の宿泊施設(協同村)へ。所要約2時間半。夕食、たき火、就寝。
11/17 朝食後10時出発。ご希望の方は瀬音の湯までごいっしょします。

活動の目的
・ふだんは知ることができない山中の夜の雰囲気を知る。
・古民家で山間の夜を楽しむ。
持ち物:ご自分の食器、飲物(ペットボトルに入れること)、タオル、動きやすい服、かんたんな軽食など。
※参加者に詳細をご連絡します。

★お申込者用書類
キャンセル規定などの確認事項(お申込にあたり必ずお読みください)
PDF版(88KB)
お申込書
エクセル版(29KB)  
PDF版(32KB)


主 催:NPO法人 地球野外塾

お問い合わせはお電話 03-3785-4617

のほか秋の地球野外塾の活動は → こちら!

2013年10月12日土曜日

1分間パスタ実験してみました!

かみさんのパスタ。
自分が食べたパスタ。
先日、NHK「ためしてガッテン」で特集していた「1分間でパスタをゆでる方法」についてブログにあげましたが、実際に家で試してみました。

まず、ジップロックにパスタを入れ、つぎに「パスタ100gにつき300cc」という水の量をきちんと守って入れ、1時間。

番組でやっていたようにフニャフニャに白くふやけました。
これをみる限りでは自分がトラウマになったパスタの色にそっくりで、あまり成功イメージが湧きません。

ところが、この「色白フニャ麺」を1分間きっちりゆでると、パスタらしい黄色味をおびた食欲をそそる色に早変わり。
あとはお好みにあわせてアレンジするだけです。
自分の分はシンプルにペペロンチーノ、かみさんはズッキーニとソーセージのほかタマネギなどを入れてトマト味に仕上げました。

肝心の味は……
じゅうぶん及第点ながら、おそらく水の量とふやかす時間、そして実際にゆでる時間をパスタの質(太さや形)に合わせて何度かトライするとさらによい結果がでると感じました。

それにしても、この調理方法がアウトドアで燃料や水を気にせずに気軽にパスタを楽しめる劇的なアプローチとなることを実感。

みなさんもぜひチャレンジしてみてくださいね!

2013年10月9日水曜日

燃料と水の心配なく「山でパスタを楽しめる!」かも?

山でパスタっておいしそうだし、たっぷり炭水化物をとれるのでいいんだけれど、燃料と水をしこたま使うので、いままではほとんどトライしていません。

それに、山で作るパスタにはトラウマがあるんです。

いまから40年前の夏山合宿でのこと。
雨のなか、南アルプスの熊の平でなんとか三角テントをたてて昼食にスパゲティをゆでました。
しかし、火力と気力(笑)が安定せずに、できたスパゲティはデロンデロン。
顧問らがいるテントに届けたあと、とても空腹だった自分たちはなんとかこいつと格闘して食べきりました。
しかし、隣の顧問テントに食器を下げにいこうと天幕の入り口を開けたとき、目に入ってきたのは…
白く伸びきったスパゲッティがそぼ降る雨に打たれているようすでした。
このときの敗北感というか脱力感はあのデロンとした麺そのものでした。

それ以来、山でパスタをゆでることはほぼないに等しいです。
フリーズドライのパスタは何度も利用していますが、おいしいけれどなんとなく量的に足りない感があるのと、お高いのが難点。

従来型の燃料と水を大量に消費するパスタの調理法、そしておいしいけれど物足りなくてコスパが悪いフリーズドライパスタ。
その両方の短所を克服する調理法が今日の「試してガッテン」でやっていたので、目からうろこでした。

詳細はこちらからどうぞ → ためしてガッテン

これで朝からおいしいパスタを山で食べることもできるかも。
もちろん、家でテストしてみますよ。結果はまたアップしますね。

2013年10月8日火曜日

富士登山1158回めのひととの邂逅。

師匠同様に露出部が最少でよかったね。
「富士山はじめて」の男の子。
10/6の午前11時、富士宮口9合目付近で、千回以上富士山に登っていることで有名な佐々木茂良さんが山頂から下りてくるところに行き会いました。

最後の急坂に挑んでいる男の子に声をかけて「ここまで来れば這ってでも頂上にいけるよ」と励ましてくださいました。

まいにち富士山」という佐々木さんの著書が新潮新書で出版されています。
定年後の63歳から富士山に登りだし、5月から11月のあいだに年間100回以上、10年かけて千回を超え、この日は1158回めの富士登山だったらしいです。
トレイルランニング盛りのいま、肌の露出部が多くて軽装備のひとをこの日にも多く見かけましたが、佐々木さんの出で立ちはヘルメットも着用し、肌の露出を極力抑えており、ザックも30Lはあるしっかりしたものでした。
千回登っても「富士山をナメない」準備からは学ぶことがあります。

8歳ではじめて富士山頂を踏もうとしている男の子、そして73歳で千回富士山頂を踏んだ佐々木さん。
年の差こそあるものの、富士山の魅力に心魅かれたふたりの姿に感慨を覚えました。

昨日も今日も晴れているので、今日は佐々木さんにとって1160回めの登山だったかもしれません。
いつまでもお元気で、故障せずに富士山登山を楽しまれますようにと願っています。

2013年10月7日月曜日

「閉山後の富士山登山」全員登頂・無事故で終了。

6合目で迎えた黎明。
まさに最高の気象条件。
この機会を逃す手はない。 
高山の空気感にみちあふれ、心のなかの喜びもみちあふれる。
8合目の鳥居は神聖な趣をたたえ、まるで雲上の別世界を護るよう。
そして俗人はなにかの儀式のように銭を埋め込む。
これもまた祈りのひとつの形。
九合以上の最後の登りは高度感があり、最後のがんばりどころ。
写真に私たちのパーティーしか写っていないように、空いてました。
剣が峰の3776mの三角点より少し高いリムエッジ。
事実上、日本一高い場所でしょう。
人物のとなりの塔は電子基準点。白いドームの標高は3777.5m!
火山岩だらけの荒れた山肌にも秋色をみせる富士山。
ほんとうにありがとうございました。
「閉山後の富士山」。
おととしは台風の接近で前日に活動を中止。
昨年は出発したものの、降り止まぬ本降りの雨のなか、富士宮口新五合目の駐車場でフル装備で車中待機していたけれどタイムアップで無念の下山。

そして、今年は3年越しに久しぶりに参加者8名様(うち小3男子と高1男子各1名)、スタッフ4名あわせて12名が富士山頂に立つことができました。
先週はじめの天気予報では台風の接近を報じていて落胆していましたが、台風は予想進路から大きく南側に逸れました。
土曜日の出発時は雨が降っていましたが、登山当日は富士宮口新五合目に着いた時点で微風、満天の星空という絶好の登山日和。
正直、ほんとにうれしかったですね。

4時50分スタート、スローペースですが確実に高度をかせいで7時間かけて12時前に山頂到着。剣が峰の往復をしてすぐさま下山開始、新五合目に16時48分到着。
休憩を含めてですが12時間の登山をしたこの日は、おそらく8名の参加者の方々の多くにとって「ロンゲスト・デイ」になったことでしょう。

天気は終日頭上に雲ひとつない好天。しかも頂上まで終始ここちよい微風が吹いて汗さえかかず、「こんな恵まれた日が富士山にはあるんだ」と思うくらいの最高の日でした。

しかし、子どもたちふたりはともに頭痛や吐き気を感じての山頂往復でした。
とくに小3の男の子は下山直後から珠のような涙をポロポロ流して、頭痛を訴えましたが、標高を下げるのがいちばん。初心者スキーのレッスンのようにストックの両端をそれぞれ両手で握りあって、後ろを私、前を彼が歩きました。
この方法だと、ガラガラの危なっかしい急降下でもストックが彼にとってつねに手すりの役目をするので、ストックをきちんと握ってくれさえしていれば危険な転倒を防ぐことをできるのです。
「電車ごっこ」と称してこの方法で下山したところ、彼のモチベーションも上がって、標高差1300mを4時間で下ることができました。

すべてのご参加者のがんばりと、古くからの山仲間によるボランタリーで安心できるサポート、そして天の恵みともいえるようなすばらしい好天によって、無事故で秋本番の時期の富士山登山を終了できて、ここちよい達成感を得られました。

富士山登山をなぜ公募でこの時期にやったのか。
それは私たちなりのオンシーズン時の富士山登山へのアンチテーゼでした。
「お金があれば登山中になにかあってもなんとかなる」と、登山者がこころのどこかで思えるように仕掛けられたオンシーズンの富士山登山。
それは登山者だけが悪いのではありません。

それに対して、あらかじめオフシーズンの富士山登山についてのガイドラインを承諾していただき、そして個人個人で予想されるリスクについて考えて準備を整え、そのうえで富士山登山当日に臨む。
そうした「本来の登山には当たり前」のこころがけをしっかりしていただいたうえで、イモ洗いのような状況を避けてひとが少ない富士山の登山という恩恵に与(あずか)る。
こうした体験こそが、山歩きをいっそう安全にするきっかけになるのではないでしょうか。

じっさい、昨日は私たちの前後に人影がまったくなくて「まるで富士山貸切?」と思えるような至福のひとときがありました。
そんななかで、参加者一人ひとりにトップで歩いていただき、ふつうではなかなか体験できないひとときを体験していただくように計らいました。

今回の経験が参加者のみなさんにとって、次の山に向かうときの心構えや、計画のヒントになれば本望です。

2013年10月5日土曜日

使ってみたいな。「超」軽量インフレータブルボート。


指の先に立つくらい軽量で、寝袋くらいの大きさになります。
ともにアルパカラフト社のHPから引用。
アルパカラフトというアメリカのメーカーから、革新的な軽さとハンディさのラフトが発売されていることを知りました。

空気でふくらませる艇のことをインフレータブルボートといって、私たちの親水活動ではたいへん重宝しています。

ポリやカーボンなどの樹脂でできた艇は、カヤックやカヌーの定番ですが、しっかりしたコントロール技術がいるうえにかさばるのが難点。
それに較べると、少なくとも今までのインフレータブルボートは「少しはマシ」でした。

それというのも、空気を抜いてたたむことはできても、15kg程度はあるので扱いが苦痛でした。それに意外に構造がいりくんでいて、すき間に入った水が抜けきらずに艇の劣化につながったりもしたのです。

それに較べて、このアルパカラフト社から発売されている艇はシンプルで、とくにExplorer42というモデルはなんと2kg台の2人艇で、ホワイトウォーターといわれる白い波が立つような激流(CLASS3 RAPID)にも耐えられるというからオドロキ。

行動の範囲や可能性を大きく広げることができるこの艇を使っているリバーガイドが日本にもあるようなので、ぜひ一度体験してみたいものです。

2004年から2012年まで連続9年続けた夏のロングカヌーキャンプ。
艇の手配ができずに今夏は実施しませんでしたが、来年はこの艇があることを知ったので、なんとか再実施してみたいと願っています。

そう、来夏のプランはもう始めなくてはいけない時期ですね。

2013年10月4日金曜日

秋の読書週間は図書館イベント「おはなし森のわくわくキャンプ」に行こう。



テントのなかで本を読むのは至福のひとときです。
ひとは意外に狭いところが好きなのかもしれませんね。

読書週間が始まる10/27(日)、新宿区立大久保図書館がある大久保地域センター4階の多目的ホールで、そんな至福のひとときを無料で、どなたでも自由に楽しんでいただけます。
優しいお姉さんやお兄さん、そしてお母さんたちがそっと話してくれる絵本の読み聞かせの時間もあります。
この日のムードにぴったりな名作絵本「はじめてのキャンプ」も読み聞かせがありますよ。

アウトドアというタグでくくれそうな、野外塾コレクションの絵本や写真集、そして廃刊になった書籍類もテントのなかで読むのにはピッタリです。

背後の壁にはクライミングやマウンテンバイク、テレマークスキーなどのすんごいワザを集めたDVDが投影され、遠くで草のざわめきや鳥の声が聞こえます。

本だけではつまらない、というお子さんにはこんなのはどう?
たとえば……

ホンモノのヒグマの皮1頭分が床にどどーんとあったり、
ヒグマのうんちサンプルがあったり、
マジックペンで好き放題になんでも描けるインディアンティピーがあったり、
アジアの国々の民族衣装の試着できたり、
アジアの国々のおもちゃで遊べたり。

どれもご用意させていただきました。
いろんなものがあってごちゃまぜな雰囲気もあれば、テントのなかで静かに好きな本を読んだり、読んでもらったりもある。

(昨年のようすは → こちら

唯一、自分が残念なのは深煎りコーヒーやココアがここでは飲めないこと。

え、ホントにテントの中でねそべって本を読みながらコーヒーやココアが飲みたいって?
そんなひとは、こんなキャンプはいかが

それも、これも、みーんな秋のご提案です。
お待ちしています!

2013年10月3日木曜日

私もキャンプに行きたい! 「はじめてのキャンプ」参加者募集開始。

【ご参加者のみなさまへ最終連絡】
明日、あさっては日照が少ない予報で、あさっては小雨も見込まれます。
防寒と雨対策をもう一度しっかりとしてくださいね。
折りたたみ傘も便利ですよ。(11/2)

あと1組承れます。(10/16)
ロングセラーの絵本「はじめてのキャンプ」(林明子著/絵)に描かれた世界を、ホントのキャンプで追体験!
小さな子どもたちの「ゼッタイがんばるからキャンプに連れてって!」という想いを満たす好機会。
その代わり、ホントにがんばってね♪



本活動のポイント
1 テントは家族・グループごとに1張用意します(持込テントOK!)。
  →2人用×1、3-4人用×1、4人用×1、5-6人用×2
2 わかりやすい資料でキャンプ前にテント設営や調理のノウハウを確認。
3 当日、スタッフはなるべくリードせずに必要に応じてサポートします。
4 絵本のイメージに沿ったきれいな川が流れる簡素なキャンプサイトを選択。
5 本格的なアウトドア用品を使いますが、極力シンプルにします。

'13 11月3(日)4日(月・祝) 1泊2日
雨天の場合は中止

集 合:11/3 JR青梅線・奥多摩駅改札外9:10
参考:当日7:07新宿発の高尾行き快速に乗り、立川駅で青梅線に乗り換えて(乗換時間8分)、終点青梅駅で対面の奥多摩行き乗車09:06着です。お手洗いは改札外にあります。
JR青梅線は間違いやすいいくつかの注意点があるのでお気をつけください。
解 散:11/4 奥多摩駅15時30分(予定)

対 象:年長さん以上のお子さんを含む親子またはグループ。
活動地:山梨県丹波山村
参加費:11,000円/人。1泊と3食、保険代込。
※交通費(集合地の奥多摩駅からのバス代片道おとな980円こども490円×往復)、お風呂代(希望者のみおとな600円こども半額)は含まれません

定 員5組、8ー10人 最少催行人数5名

行 程
11/3 集合後、バス乗車60分で終点の丹波へ。
荷物運び、テントづくりから就寝まで、絵本の内容に沿って進めます。
11/4 朝食を作ったあと森の中で遊び、希望者は近くの温泉へどうぞ。14時過ぎのバスに乗って帰ります。

活動の目的
・シンプルなキャンプを体験して自然に親しむ。

持ち物:初日のお弁当、ご自分の食器、飲物、タオル、動きやすい服、かんたんな軽食、寝具など。
※参加者に詳細をご連絡します。

★お申込者用書類
キャンセル規定などの確認事項(お申込にあたり必ずお読みください)
PDF版(88KB)
お申込書
エクセル版(29KB)  
PDF版(32KB)


主 催:NPO法人 地球野外塾

お問い合わせはお電話 03-3785-4617