2013年10月31日木曜日

だれでも無料でできる!「和船乗船・操船体験」

50年のブランクを感じさせない田村保さんの操船。
現役時代は片道2時間かけて東京湾のど真ん中まで漕ぎだしたそうです。
私は10分で疲れました。
柳が川面に映えて情緒がある横十間川での和船体験。
みなさんもぜひお子さんを連れて行ってあげてくださいね。
昨日は、江東区横十間川親水公園で和船の乗船・操船体験をしてきました。
いつも「江戸前海苔作り体験」でお世話になっている羽田の田村保さんにごいっしょさせていただきました。

数年後に東京オリンピックを控えた昭和37年、漁業補償を受けて東京湾の東京側での海苔漁が行われなくなって以来、田村さんは手漕ぎの和船を漕ぐことがなかったといいます。
お会いすると折に触れて「最後の海苔べかをとっておけばよかったんだけど、オヤジが自分に断りなしにひとにあげちまったんだよ」と残念そうに語るのが、こちらもつらいくらいでした。
だから、たまたまお互いにテレビで和船の操船体験ができることを報じる番組をみて「行こう、行こう!」と誘いあい、わずか1週間足らずで実際に体験してきたのです。

この催しはなんと19年前から江東区の任意団体「和船友の会」が実施してきたそうです。
最近になってメディア露出度が多くなり、ようやく知ることができました。
船頭さんはみんなボランティア。
しかも、なかには元漁師さんだったりとプロだった方が多いので本格的。
教え方がじょうずなうえに物腰もやわらかく、たいへん和むことができる催しです。

田村さんが操船すると、「お、前にやったことがあるんですか?」と船頭さんからさっそく声がかかり、私が「羽田の元海苔漁師さんだったんですよ」と話すと、「道理で」と納得されるくらい、約50年のブランクをまったく感じさせない操船でした。

田村さんは「いい冥土の土産ができた」なんておっしゃりますが、いえいえ、まだまだ元気でいてくれないと。

無料で気軽に楽しめる和船の乗船体験はちっちゃなお子さんからシニアの方々までどなたでもだいじょうぶ。
操船体験も無料ですが櫓(ろ)が重いので、小4くらいからが体験するのによい目安になるのではないか、と思います。

それぞれの体験は、11月までは毎週水曜日、そして12月から2月までは毎週日曜日のそれぞれ10時の受付開始から14時15分の最終受付まで、1回の体験が約20分で実施しています。

詳細は次からご覧いただけます。 → こちら。(PDFファイル)
場所がちょっとわかりにくいのですが、江東区・横十間川にかかる海砂橋(うみすなばし)の西詰北側です。
地下鉄「住吉駅」、「東陽町駅」からそれぞれ徒歩20分くらいです。
小さなお子さんやシニアの方がごいっしょならば、迷わずタクシーのご利用をお勧めします。1メーターで行きます。

敬愛する田村さんに教えていただく「江戸前海苔作り体験」は、来年2月16日(日)実施に決定しました。
旧き佳き東京湾と多摩川のことを生まれながらに知っている田村さんのお話も、きっとみなさんのこころに残ると思います。
ぜひ楽しく充実した時間を体験しにいらしてくださいね!