2014「奥多摩はじめての沢歩き」下見報告。

スタート地点から30分くらいのところにあるトロ場。
河床の岩盤が昨年以上にきれいに露出していました。
この日は曇りでしたが、晴れると木もれ日がすっごくきれいなんです。
飛び込みポイントもじゃっかん深くなったようです。
中盤で新しくできたトロ場。
鏡のように静かで美しい場所です。
「待ってるぜ」と、お約束のガマちゃんも健在でした。
明日からいよいよ夏休みが始まる学校が多いことでしょう。
2014夏の「奥多摩はじめての沢歩き」もまた明日から始まります。
昨日、活動地となる場所を下見してきたので、そのようすをご連絡します。

まず、全体的には「淵」(深いところ)が増えました。
むしろこれはいいことで、子どもたちが泳ぎたくなるところが増えたということです。
ということは、ライフジャケットを活用してもらえるところが増えたということでもあります。
もちろん、すべての淵は膝上くらいまでぬれるだけで敬遠することができます。

つぎに、倒木が増えました。
おそらく2月の大雪の影響と思われます。
これはどちらかというとマイナスですが、状態がひどくはないので沢の風景のスパイスになりそうです。

そして最後に、沢全体がなんだかきれいになりました。
大水が出て、洗い流されたんでしょう。
ただ、倒木が増えたり、おそらく大水で土砂がいったん流れ込んだりしたために一時的に有機物が増えたのでしょうか、石の表面に茶色いコケが付着しているところが増えました。

上記を総合的に考えて、お持ちいただく装備や服装対策を練るとつぎのようになります。

1 靴底が減っていないクロックスやウオーターシューズを使うこと。
2 できれば化繊の靴下を履くこと。
  →水中にあって見えない枝などが突き刺さらないように。
3 できる限りからだの露出部を減らすこと。
4 たっぷり泳いで冷えたときに心強い暖かい着替えを持ってくること。
です。

まだ梅雨が明けていませんが、楽しく思い出に残る沢歩き体験をしていただけるよう、私たちもベストを尽くします。

この夏、きれいな水をたっぷりと満喫してくださいね!

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