「東京湾フェリーで行く鋸山フォトハイク」無事終了!

好天に恵まれ、東京湾フェリーで一路金谷へ。
すごいカメラをもっていてびっくりしましたがいいお父さんでした♪
ヒガンバナを撮ろうとしているお子さんと、それを撮ろうとしているお母さん。
そしてそれを撮ろうとしている私。入れ子みたいですねw
「お題」に沿って撮影した写真を見せ合う瞬間!これが楽しいんです。
鋸山の特徴のひとつはこうした石切産業の名残です。
自然の姿を大きく人為的に変えてしまったのですが、なぜか魅力的。
この日は昼と夜とがちょうど半分半分の日。
傾く日に照らされて影が長く伸びていました。
最後までたいへんよく歩きました。
9/23秋分の日、とってもよく晴れわたった天気の下、6名様のご参加者(うち2名が未就学のお子さん)とスタッフ2名で「東京湾フェリーで行く鋸山フォトハイク」が無事終了しました。

この小トリップには写真を撮るのに楽しいところがいっぱいあるんです。
まず東京湾フェリーに乗船するのですがここからすでに旅気分。
鋸山のその特異な山容や、独特の情緒がある山麓の金谷の町もステキです。
子どもたちははじめから撮る気満々で、花や野仏さんなどどんどん撮っていました。
集合時、バズーカ砲のような望遠レンズを備えた一眼レフをおもちになられたお父さんの姿を見て度肝を抜かれましたが、このお父さんも活動の主旨をよく理解していてくださってほっとしました。

写真は、作文や絵と同じように、自分の考えをひとと分かち合うのにとっても優れています。
この活動ではハイキングをする間に好きずきに写真を撮りながら、ところどころで「お題」を出し、そのお題にしたがって撮影した写真を見せ合いっこしました。
子どもたちもすぐにこの方法を理解してくれて、子どもたち自身が出してくれたお題もありました。
・だれがキノコをいちばんおいしそうに撮れるか
・だれが空をいちばんキレイに撮れるか
などです。
ホントにおもしろいことに、こんなにシンプルなお題でも、それぞれ違う要素を取り入れた写真を撮るんですね。
たとえば、ひとりのお子さんは、すべてのお題に対して動画を提出してきました。
もちろん、彼はそのカメラで静止画を撮る方法も知っているんですが、動画なんです。
これ、かなり新鮮でした。
また、もうひとりのお子さんは、4歳にして「近景、中景、遠景」という要素を入れて撮影していて、これがまたいい感じ。
先のバズーカ砲のようなズームカメラをお持ちになられたお父さんが「教えてないのに負けたなあ」と驚いていました。

写真がデジタル化した恩恵のひとつに、間違いなく子どもたちが自由に何枚でも写真を撮れるようになったことがあげられます。
同時に、写真がすべての人にとって身近で創造的な表現手段になり得たことです。
従来、文はそのひとを表す、といわれてきましたが、これからは写真がそのひとを表す時代になることでしょう。
もっとも身近で、だれもが自由に自分の考えを伝えることができる写真。
たとえ使わなくなった携帯電話についているカメラでもいいんです。
ぜひお子さんにカメラをもたせてあげて、ごいっしょに楽しいひとときをお過ごしくださいますようお勧めします。

いつもタイミングが合うとご参加いただく一人参加の素敵な女性の方からメールをいただきました。
先日は久しぶりにお会いし、鋸山ハイクに参加させていただき、ありがとうございました。大変お世話になりました。

鋸山ハイクでは、フェリーの中で、海老澤さんと萩野さんといろいろとお話しできて、とても楽しかったです。
また、元気な子どもたちと一緒に山登りができて、私もパワーをいただきました。
また、ゆっくり山の景色や雰囲気を愉しむことができ、気分転換できました。

ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

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