2014年11月27日木曜日

錦秋の青空の下「たき火キャンプ」無事終了!

紅葉のなかにうずもれるようなツリーハウス。
お泊まりの方はもちろん、日帰りの方々にもご利用いただきました。
秋空に幾筋ものたき火の煙があがる。
どこにでもありそうで、なかなかない光景でしょう?
子どもたちが仕事をする姿はとても凛々しい。
もしかしたら、子どもは笑い顔よりも真剣な顔のほうがステキかも。 

君たちがいちから作ったモバイル露天風呂。
ゆっくり楽しんでね。
仕事したらたくさん食べて!
キノコのパエリア、チリビーンズ、鶏胸肉のバーベキューグリルとサラダ。
一輪車は休むのにも、もってこい(笑)
仕事の道具を休憩の道具にするという発想はカッコいい。
11/22(土)-23(日)にかけてご参加者合計20名様(うち10名が小学生以下のお子さん)とスタッフ2名、現地ご協力の方2名様あわせて24名で、とにかくたき火を焚き続ける(笑)「たき火キャンプ」を実施、絶好の秋晴れとすばらしい紅葉に恵まれて無事終了しました。

たき火というと、真ん中にドカーンとキャンプファイヤが燃え上がるイメージを想像する方もいると思いますが、このキャンプではそれぞれのご家族やグループごとにたき火を焚いていただきました。
薪を山から運び下ろして、仕分けして、それから焚き始めるので、時間がかかります。
でも、だれかが焚いたたき火にあたるよりも、自分たちで焚いたたき火で暖まったり、なにかを焼いて食べたりするほうが、ずっと楽しいですよね。

発見がたくさんありました。
年長さんがマッチで枯れ葉への着火に一発で成功するいっぽうで、小5でも火を枯れ葉の縁にではなく、真上に点けようとして大苦戦したり。
また、いつもの野外塾の活動と同じく、すべての仕事について子どもたちが食いつくようにその仕事をさせてほしい、と群がってきたことには改めて驚かされました。

「子どもと仕事」については、これから先もその関係をもっともっと掘り下げることができると考えています。
大人の姿勢として私たちが大切だと思っていることは
・作業を単純化して提供すること
・絶対に「いいところどり」させず、最後までやってもらうこと
・いったん任せたら、安全に問題がない限りは手出ししないこと
(たとえモノが壊れそうだ、周囲が汚れそうだ、と思っても!)
・共同装備は自分のものと同じようにたいせつに扱わせること
・結果について正しく評価をすること
です。

そりゃ失敗もします。
じたばたとねだるのでドラム缶風呂を一輪車で運ばせたら、案の定ドラム缶を落として歪みができました。
運んでもらったコンクリートブロックは置き方が悪くて割れました。
貸し出したノコギリが長時間にわたって行方不明になりました。
そうした失敗から自分の力量をわきまえたり、作業を進行するのに道具がどんなに深く関わっているのか、を理解できます。
精神衛生上、失敗に伴う多少の出費は必要経費と割り切ることがよいことですね。

発展途上国では過酷な児童労働が問題になっていますが、翻ってこの国では子どもに仕事をさせなさすぎるのではないでしょうか。
そして、それは多くの場合、子どもを大切にするという考え方よりは、子どもにさせるよりも自分たちでやったほうが早い、という視点に立っていることが多いと感じています。

小さな子どもたちはとくに「やらせて、やらせて」とせがんだあげく、力量不足でなにかを壊したり、粗相したりして呆然とする。
自分でも「やっちまった…」と思うわけです。
でも、そんな経験こそが、子どもたちの大切な原体験のひとつとして、いまこそ大切だと思います。

子どもたちが仕事をしたいといってくる限り、できる限り仕事を任せよう。
できなさそうな仕事をむりやりひとから奪うようにして失敗したときは、正しく怒ろう。
首尾よく達成したときには、こころから讃えてあげよう。

体験、体験、そして「考えながら」さらに体験。
子どもらしい衝動に突き動かされながらも、自分の安全、ひとの安全、作業の最終結果を考えに入れる経験を、これからもどんどんさせてあげたいな、と感じた「たき火キャンプ」でした。
後日ご参加いただいたお父様やお母様たちからメールをいただきました。
薪を拾う作業から焚き火を起こして保つ作業まで、ここでしかできない貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
ウチの子供達も息子の友達も、帰りの電車の中で「楽しかった」を連発していました。
小5コンビは、とても不器用ながら チームを独立させて貰えたことが嬉しかったようです。
息子の友達のお母さんからも、「凄く楽しかったようです、ありがとうございました」とメールが来ました。
長男は、「いつか友達と2人だけで、野外塾に参加したい」と言っています。
富士山の中学生のお子さん達のように、そんなときがくるといいなと私も思っています。
そんなときがきたら、またどうぞよろしくお願い致します。

とても素晴らしい、大切な体験、勉強をさせていただきました。
息子も、「楽しかった。また行きたい。」と申しておりました。
私自身も送っていただいた写真で息子が楽しそうに過ごしている状況を見られ、とてもうれしく思っております。
海老澤さんの装具などの適切なアドバイスや非常にきめ細かいご配慮と思慮深い対応には、心底、感謝しております。

親子共々、楽しい経験になりました。
また、たくさんの写真を送付していただき、とてもうれしいです。
子どものかわいい写真が思い出に残りますね。
子ども2人とも、すっかりたき火にとりつかれてしまったようです。
今も、「ツリーハウスにまた行きたいね」と言っています。

しかし、長男には、「お母さんは、食べて飲んで寝てるだけで、あまり役に立ってなかったね」と鋭い指摘を受けました。

最後にご参加者の皆様、ご協力いただきましたフォレストキッズよこぜ様、体験民宿東沢様に深く感謝申し上げます。