雪にも負けず「入笠山バックカントリーそりハイク」無事終了。

これこれ!
これをやるために。わざわざ登ったんですよね!
幻想的であるけれど、雪の日は気を抜けません。
サルオガセには霧氷が付いていました。
南側からの風に吹かれた山頂。
予想していたよりは風がひどくなくてホッとしました。
3/1(日)、7名のご参加者(うち小1から小3までのお子さん4名)と2名のスタッフあわせて9名で、長野県の入笠山(にゅうがさやま)に登ったあとにヒップソリで下るデイハイクを実施し、無事終了しました。

当日は低気圧が本州南岸を通過、朝から雪がちらついて午後からは湿雪が降り込めるというあいにくの一日。
大きく崩れることはないと判断して実施しましたが、子どもたちは想像していた以上に元気で、終日雪まみれになって楽しんでいました。

実際、子どもの体は火の玉みたいだと思うときがあります。
たとえば、素手で雪を握ったり、掘ったりのを見るとき。
もちろん、手が真っ赤になってギブアップするのですが、そうなるまでの時間は大人と比べ物にならないほど長い。
顔などの露出部に雪がついても、火照りを冷ますのにちょうどよいと思っているようにさえ見えます。
興奮した神経が皮膚感覚を麻痺させているようにも思えますが、まあ、感心させられます。

それにしても、子どもたちが使う冬用のグローブは、作る側にもう少し工夫があるといいですね。
まず、デザインのためのムダな縫い目が多くて水が入りやすいし、子どもたちなら濡らすのは必至なので、インナーが交換できるような作り、あるいは軍手や100円手袋の上にアウターとして装着できるグローブだといいんですが。
一体成形して縫い目がないアウターとか、できないかな。
私たちが小さな頃に使っていたグローブと大差ないことに、軽くショックを受けました。

雪の上では独特の経験がモノをいいます。
歩き方、装備をなるべく濡らさない方法、休み方……
それらは、雨の日の対応にもつながります。
楽しく遊びながら、そんなことも少しずつ身につけていただきたいと願っています。

ご参加者のみなさん、ほんとうにありがとうございました。