2015年4月30日木曜日

親御さんに敬意!「三浦半島知られざる海岸線歩き」無事終了。

細長いプラ容器が「生き物観察に最適」だと知っていた男子。
網でじょうずに魚を捕まえていました。
やや雲が多い日だった4/29(水・祝)、13名様(うち7名が年長〜中2のお子さん)と2名のスタッフあわせて15名で「三浦半島・知られざる海岸線歩き」が無事終了しました。
さらに3名様のご参加ご希望いただけたのですけれど、活動環境との兼ね合いでご希望に沿えず、申し訳ございませんでした。

いつもは子どもたちが試行錯誤するようすが響いてくるのですが、この日はそれにも増して子どもたちにとことんつき合う親御さんたちの姿勢が心に残った日となりました。

出発直後、子どもたち自身が用意した生き物観察用のプラ容器や、自作釣り竿、ハンディな網などを見て感心させられました。
前夜のうちから想像力を働かせて準備を整えるのは見上げたものです。そうしたひと工夫が一日をより楽しく、有意義にする秘訣ですよ♪
無我夢中で潮溜まりで生き物探しする子どもたち。
親御さんたちはだれひとりとして「おい、もういくぞ」なんて冷や水かけたりせずに、とことんつき合う姿勢でいたので、さらに驚かされました。

親御さんたちの「やる気モード」の気迫さえ伝わってきた場面をいくつか紹介します。

朽ちた橋を渡る年長さんと、つき合うお母さん。 
率先垂範・子どもたちにお手本を見せるお母さん。
長さ10mくらいの朽ちた橋がかかる難所の通過では、危ないこの橋を渡る方法と、迂回路をたどる方法があります。
この橋は「道理をわきまえる」大人にとっては十分コワい。ヘマをすれば2mくらい下の不安定な磯に落ち、ケガは免れないとわかるからです。
しかし、年長の元気な男の子が橋を渡りたいというので、「えー、ほんとうに行くの?」といいながらもお母さんがつき合っていっしょに渡りきりました。
次に、小学生の女の子と男の子を連れた別のお母さんが、子どもたちを鼓舞するために率先してこの橋を渡るようすにも胸打たれました。
機を逃さずに娘さんの賞賛を得たお父さん。
別のお父さんは、潮溜まりで魚を捕まえたいという娘さんのリクエストに応えて、自前の小さな釣り竿でさっとハゼを釣り上げました。
これにも驚きました。よくぞこのタイミングで釣りあげるな、と。
満塁ホームランみたいですね。
娘さんの顔に「お父さんすごい!」という尊敬の表情が浮かんだのはもちろんのことです。
子どもの興味は尽きない。
それに徹底的につき合う姿には頭が下がります。
あるお母さんは、岩場に慣れていなくて遅れがちだった年長の男の子をじょうずに動機づけて最後までがんばらせていましたし、認知に特性がある男の子のお母さんは、彼の興味に合わせて終始ていねいにフォローされていました。
こうした地道なおつき合いにも、子どもたちの信頼はいや増すことでしょう。
子どもたちの好奇心と、それを見守る大人。
両方がそろって充実した「Big Day」になるんですね。
休日の一日、はじめて体験する自然環境のなかで、当意即妙に最適な対応をされるみなさんに、とても触発されました。
同時に、子育ては子どもとの真剣勝負、「鉄火場」なのだな、と改めて思い知らされました。
当日は全家族が過去の地球野外塾の活動にご参加いただけた方々でしたが、それぞれの新たな一面を垣間みることができた、かけがえのない日となりました。

後日ご参加いただいたお母様からメールをいただきました。
いやぁぁ。。。
朽ちた橋、、あんなに怖く感じるとは思いませんでした。なんででしょうねぇ。子どもと一緒だから?下を見てしまうから?
でも、息子が「渡りたい」と言ったのは嬉しかったんです。この先も息子に付き合える親でありたいと思ってます・・・頑張ります(汗)

活動翌日、息子は幼稚園で「海に行ってきました。たくさん歩いて、たくさん岩に登りました。」と発表し、先生や園児は不思議に思ったらしいのです。お迎え時に尋ねられました。
海へ行く=砂浜&幼児は岩場に行かない、という先入観なのかしら。。
リゾート感のない自然(?)と遊んでる幼児は少ないのかな、と少しズレを感じました。

他の親御さん同様、スタート地点の磯で楽しみすぎて先に進めないような子供たち(笑)の、興味や好奇心を大事にしてくださる地球野外塾スタッフだからこそ「子どもの笑顔」と「生きる力」を伸ばしていけるんだろうなと思っています。いつも安全に見守ってくださり、ありがとうございます。私も とても楽しいです。

ご参加者の皆様、ほんとうにありがとうございました。
また、ご興味を持たれた方は9月上旬に、この日と同じコースをたどる活動があります。ぜひご検討ください。