2015年7月22日水曜日

「鎖場を楽しむ両神山キャンプ」無事終了。

7/19(日)〜20(月・祝)、4名のご参加者(内2名が小4)とスタッフ3名合わせて7名で、鎖場が連続する八丁尾根から両神山登頂を狙う活動を実施、無事終了しました。

両神山は日本百名山のひとつにふさわしい山容と奥深さをあわせもつ名山ですが、アプローチが悪いんです。
そのため、前日は山麓の中津川まで行ってキャンプ、翌早朝からの登山でした。
キャンプも楽しかったですよ!

野外塾のキャンプでは、おいしく召し上がっていただいて確実に活力になるよう、食事にはできる限り配慮しています。

活動中に関東が梅雨明けとなりました。
キャンプの夜は満天の星、4時起床ですっきりした青空の下、6時出発でした。
八丁峠に登るコースは、出だしが悪い。
登り始めて間もない間の、滑りやすくてじめじめした細い道は要注意です。
そのうち明るい疎林のなかをつづら折りして登ると八丁峠。
ここから東岳までが鎖場の連続となります。

参加者全員がヘルメットとスリング+フィフィのセットを用意してくださったので、その心意気に安心。
準備をするときから登山は始まっているんです。
ぬかりない準備が「成功のもと」を育むのは間違いないことです。


両神山はチャートという岩質で、ぬれると滑りやすいのが難点。
岩場が連続するこのコース中、日陰になるところや、午前中から湧き出てきたガスで湿り気がでた箇所では気が抜けませんでした。
それでも、長い鎖場や手前にかぶった鎖場でも、じょうずにフィフィを使って自己確保していたので、サポーターとしてはとても安心できました。

鎖場の終了点でフィフィをアイドリング位置に戻す男の子。
たいせつな心がけです。
フィフィで安全性を高めているので、フィフィを使えない場所こそがこの活動のもっとも注意を要する場所となります。
たとえば、鎖場の終了点や、谷側が雑草で隠れていて一見なんでもないようなトラバースなどがそうした注意箇所です。
こうした場所でこそ参加者自身が身を引き締めて慢心しないよう、気づきを促してあげることがこの活動で伝えるべき重要ポイントのひとつです。

無事に山頂に着くと、かすかに遠雷が。
到着して5分足らずでしたが、記念撮影をすませてすぐに下山開始。
雨具をザックのいちばん上に用意していただき、雨に備えながらどんどん標高を下げます。
下山中にどんどん雷が近づいてきて、どこかそれほど遠くないところに落雷した音もききました。
その後、いよいよサーっと雨が降ってきましたが、さいわい15分くらいで止んで青空が見え始め、虫や鳥も飛びはじめたのでひと安心。
山頂で遠雷をきいてもプチ宴会をしている女性グループがいましたが、どうなったことでしょうか。

無事に登山口に戻ったときには、また夏の強い日射にさらされましたが、ところどころで大きな水たまりができていてみんなびっくり。
あの雷で一時的にけっこうな雨が降ったようです。
夏山は、のやっぱり早立ち早着きが基本です。

一般登山路としてはなかなかメリハリがきいた両神山八丁尾根。
ご参加者のみなさん、最後までピリッとよくがんばられましたね。

後日ご参加いただいた小4男児のお父様と、小4女児を一人でご参加させてくださったお母様からメールをいただきました。

一昨日、昨日とお世話になりました。
百名山に登ることができて良い経験でした。
息子も最後まで頑張ってくれました。今後の課題は自分で考えて準備できることかなと(レインウェアを忘れてきたので)思います。塾も大事ですが、自分のことは自分できちんとできるようにしていかないといけないですね。
昨日、一昨日と大変お世話になり、ありがとうございました。
帰ってきた娘を見て、たった一日でなんか逞しくなったような気がいたします。
本人も「大きくなったかなぁ?」なんて言ってました。
大雑把なツアーやキャンプが行われている中、このように丁寧に充実した時間を過ごさせて頂ける野外塾の皆さんとの出会いは子供達の宝です。私が子供の時にお会いしたかったです(笑)

ご興味があう活動があるとお一人でもご参加くださるの山が大好きな女性からメールをいただきました。

二日間大変お世話になり、ありがとうございました。
おかげさまでなかなかできない素晴しい経験ができました。
食事も果物もすべて美味しくて力が出ました!

ご参加者のみなさん、そしてサポートしてくださった見神理事、ほんとうにありがとうございました。