2016年3月31日木曜日

3/18夜〜21「式根島探索キャンプ」無事終了。

3/19〜21の3連休を使って、自然豊かで身近な伊豆諸島のひとつ・式根島でキャンプを実施しました。
6名のご参加者(うち小2〜小6のお子さん5名)と地球野外塾スタッフ2名、サポーター1名あわせて9名で無事終了しました。

【3/19】
式根島到着時はあいにくの雨。
南西からまくしたてる風のなか、港から約30分の釜の下キャンプ場でタープを立ててひと休み。
雨雲レーダーをみると午前中がガマンのとき。
どっちにしろぬれるなら、ということで、近くの露天温泉にいき、雨をしのぎました。

午後2時になるとウソのように青空が広がりはじめたので、キャンプ場前の浜へ。
驚いたのは、3月だというのに子どもたちは海で泳ぐ気満々。
ほんとに子どもは強い。

それでも、やはり気温も低く、からだが冷えたのでしょう。
夕食後にもう一度、夜の露天風呂を楽しんでいました。
釜の下キャンプ場からお風呂まではお散歩気分で行けるうえ、24時間ムリョーなのです♪

【3/20】
翌朝は待ち望んでいた青空が広がるなか、この日は参加者のリクエストに応じて島の中央を北側に渡り、海岸線に沿って反時計回りにキャンプ場まで歩きました。
野外塾の活動ではどこに行くにも、参加者自身が読図してナビゲートします。

式根島の北西部から南部にかけては、南国らしい植生のなかを遊歩道が縫うように整備されているうえ、ところどころで開けていて、静かでありのままの自然を、時間が許す限り楽しめます。
昨年9月に訪れたときには夕方になって気がそぞろだった唐人津城や隈の井。
荒涼とした独特の魅力があふれるこれらの地で、今回はのんびりすることができました。
この日の訪問候補地は、残すところ地鉈温泉。
80℃の源泉が溢れているので、適度に波が寄せてくれないと熱すぎて入れないのですが、ちょうどよい加減でした。
帰り道はアシタバを摘みながら、迫る夕闇に背を押されるようにしてキャンプ場に到着。

子どもたちがアシタバの天ぷらを作って食べたいというので任せ、メインの麻婆豆腐も当然のごとく彼らに作ってもらって、ご飯のうえにトッピングして食べたところ、大絶賛でした。
大人も子どもも、採ったものを調理して食べる経験は満足度が高いですね。

【3/21】
夜更けから黎明にかけて雨が降り、そのままカラッと晴れなかったのでテントは見切りでどんどん撤収し、広げて少しでも乾かすように努めました。
朝にエンジンがかからない子には辛かったようです。
でも、移動型キャンプはもとより、定着型キャンプの朝もまた忙しい。
そういうことにも少しずつ慣れてほしいのです。

キャンプをみんなで快適に過ごすためには、ひとりひとりに
・段取りする力
・整理する力
・率先して動く意思力
が求められます。
キャンプ生活を楽に快適にする力は、日々の生活を快適にする力につながります。
キャンプを通じて作業の段取りを理解して、次にやるべきことを先手で実行する。
準備・本番・後かたづけのサイクルを実践で身につけることこそが私たちのキャンプで体験してほしいことです。

活動終了後に親御さんからメールやアンケート返信をいただきました。
このキャンプで息子が、たくましくなったと思います。(親心?)
また、行きたいと申しております。

活動中の怪我や病気の対応について病院の事など事前に情報がいただけたのが心強かったです。
参加した息子は、他のキャンプではきっと危ないからとやらせてもらえないような事が出来た!と、岩登りした時の話を嬉しそうに話してくれました。的確な指示と保護の下で挑戦させてもらえた事が何より楽しかったようです。

昨年9月の式根島キャンプに来て、今回リピートしてくださったご家族からは…
9月のキャンプがよかったので次男と三男はもちろんまた連れて行けてよかったですし、何より長男も連れて行けてよかったです。
いろいろ一緒に回りたいなと思っていたところが、すべて行けてしまうのも、式根島の魅力だなあと思いました。
(中略)
3人ともまた島に行きたいと言っています(次男、三男のどちらかはもういいと言うかと思ったのですが、とても楽しかったので気にならなかったようです)。

また企画の日程が合えばぜひ参加したいです。
とご連絡いただけました。ありがとうございます!

活動のようすを動画にしました。
4日にわたる活動を140秒にギュッとまとめましたが、式根島の魅力を少しでもお感じいただければ本望です。


ご参加いただいたみなさま、サポートしてくださった毛部川風君、ほんとうにありがとうございました。
また、ごいっしょに実り多いキャンプをしましょう。

「悩んだときこそ山」の長瀞アルプスハイク無事終了。

3/5は、ほんとは武甲山に登る予定でしたが、唯一のお申し込みご家族の体調があまり思わしくなく、中止しました。
よくご参加いただけ、活動のヒントもいただいているご家族です。
武甲山がしんどいなら気軽に自然林のなかを歩ける宝登山はどうかな、と思ってご提案したらとても喜んでくださって、この日は武甲山の代わりにのんびりと春の長瀞アルプスをごいっしょしてきました。
当日は天気に恵まれ、また里や山には梅の花の香りがこぼれ、このご家族4名様と地球野外塾スタッフ2名あわせて6名で無事終了しました。

小5になる娘さん、小3になる息子さんもおなじみで、会えば自然に私たちのほおが緩むようなふたり。
そんな娘さんに学校での悩みがあり、親子で話していてもなかなか釈然と腑に落ちなかったそうなのですが、当日、歩きながら私たちに話してすっきりできたとのこと。
歩いている途中から、いつもの屈託がない笑顔を見ることができました。
私たちがとくだん何をしたわけでもありません。
煮詰まった考えに第三者のなにげない助言が奏功することはよくあることです。

悩みや苦しみの吐露というのは、ときにはほろりと思いがけずほほをつたう涙に似ているときがあります。
自然の中では、都会のコーヒーショップや教室の一角に較べて、そうした気持ちが唇からこぼれやすいし、そうしたサインを汲み取っただれかが、こだわりがない気持ちで共感してくれたり、寄り添ってくれやすい。
それはきっと、だれもが等しく「大きな恩恵を受けて生きている」と実感できるからなのではないでしょうか。

長瀞アルプスは伸びやかな自然林を歩くうちに、賑々しい宝登山にたどり着くというメリハリあるすばらしい地。
そんな豊かな自然のなかで春の陽光を浴びながら「自分もああして悩んだことがあったなあ」と思いましたし、山っていう場所は、日々のさまざまなことを落ち着いて反芻するのにふさわしい場所だなあ、と改めて思いました。

悩んだとき、深みにはまる前に「いつもとは違う人に相談してみる」「とりあえず自然のなかに飛び出してみる」というのはちょっとしたサバイバルテクニックかもしれませんね。

3/6「鹿俣山スノーハイク&ヒップソリ」無事終了!

あっという間に3/31。
あぶなくブログ始まって以来の1ヶ月更新なしとなるところでしたが、動揺を隠しながら、まず報告からアップしていきます。

3/6(日)、群馬県・たんばらスキーパークの北にある鹿俣山(かのまたやま)でバックカントリーでのヒップソリを楽しむことを目的にした活動を実施。
8名様のご参加者(うち年長さんから小6までの子ども5名)と地球野外塾のスタッフ2名あわせて10名で無事終了しました。

ほんとうは長野県・入笠山で実施する予定でしたが、雪不足で入笠山ではヒップソリができないと判断し、入笠山と同じ条件が揃う山をようやく探し出せました。
ご参加者いただいたみなさんにも喜んでいただけて、ホッとひと安心しました。

当日、鹿俣山から望んだ上州武尊岳方面。
この日、天気予報では当初「雨」予報。
ところが、前日にようすが変わってきて、当日は青空さえ広がる好天となりました。
最後まで天気図を注視して判断したのが当たるとやっぱりうれしいものです。

そのうえ、たんばらスキーパークのリフトを最上部まで使うことができた(雪質によってスノーシューを履いていないハイカーは最上部までリフトを使えないことあり)ので、下りにたっぷりと時間を使うことができたのも幸運でした。


関東随一と評価されているブナ林も好評でした。
ただ、注意しないといけないのは、ブナの幹回りの穴。
スキーやスノーボードでこの穴にはまって死亡した事例もあります。
子どもたちはこの幹回りの穴にとても興味をもっていましたが、ヒップソリをはじめる前に、その危険性はしっかり伝えておきたいものです。

たんばらスキーパークのリフト越しに臨む谷川岳
それにしても、鹿俣山はいいところでした。
今シーズンは例外的な雪不足でしたから、早くにヒップソリに適した雪質になりましたが、来シーズンに例年並みの積雪があれば、ちょうど今くらいの時期に楽しめる場所になりそうです。
入笠山の雪ハイクにお申し込み頂いた方々の日程に穴を開けないためにがんばって探した甲斐がありました。

終了後、ご参加いただいたご家族からメールをいただきました。
ほんとうにありがとうございます。
私がスキーをしなくなり10数年、子どもとソリを楽しむようになり、スノーハイクの楽しさを知り、今回、思ってた以上に素敵な場所で、ヒップソリがとっても楽しめました。
子どもが子どもらしく思い切り自然と楽しめる場を海老澤さんと過ごせる息子はとても幸せだなと思います。
2016年度の活動も親子共々楽しみに参加しますので宜しくお願いします!

雪がフカフカで、前日雨が降ったというのが信じられないほど柔らかくて、行きの歩きも帰りの滑りも(私はちょっと怖かったですが(^^;;)楽しかったです。
雪の上を歩いていて、ズボッとハマったときは靴をとられたり足がまるまる沈んだりで抜けなくなる経験も初めてでした。
軽い面白い体験だけでなく、自然の怖さとか、自分で一歩一歩判断して歩くことの重要性とか、普段の生活ではなかなかわからないことを体験できるのが野外塾の楽しさだなあといつも思います。

また、この活動から、活動のときのようすを動画にしはじめました。
はじめての取組みだったので、改善点がいくつも見当たります(まず長過ぎる! 30秒くらいでいいかも)が、当日のようすを動画でも見てみてくださいね♪


ご参加いただいたみなさま、快くサポートしてくださった地球野外塾の見神理事、ほんとうにありがとうございました。