2016年12月2日金曜日

10/29、11/3 ちょっと背伸びの岩遊び。「日和田山ハイク」無事終了。

10/29(土)は…
ご参加者8名様(うち年長さん〜小3が4名)、地球野外塾スタッフ2名とボランティアサポーター様1名のあわせて11名
11/3(木祝)は…
ご参加者10名様(うち小1〜小3が5名)、地球野外塾スタッフ2名のあわせて12名
で、両日ともに好天の下、奥武蔵・日和田山の男坂での活動を無事終了しました。

日和田山の男坂は、子どもたちの「登りたいキモチ」をやさしく叶えてくれて、失敗体験と成功体験をともに積み増すことができるちょうどよい岩がポコポコっとあります。
ふつうなら、ここは一般道でさらっと歩けるのですが、このポコポコな岩たちに注目すると、少し難度が上がってヤル気アップできる絶好のコースに仕立てられます。

がんばる年長さん。
小さな子から親御さんまでロープをつければ、ちょっと高くて遠慮したくなるような場所でも果敢にチャレンジすることができます。

ロープがあればもちろんのこと、そんなに高くないなら万一落ちたときに支えてあげられるサポートをしてあげれば、ためらわずにカラダを動かす勇気が出ます。

これらがきっと新鮮な感覚なんでしょう。
私たちは「岩登り」ではなく、「岩遊び」だと思っています。
将来は岩登りにつながる「かもしれない」本能を満たしてあげることをいちばん重視しています。
嬉々として何度も何度も登りたがる子どもたちを見ていると、ふだんは抑止されている「余計なこと」(こちらのブログもぜひご覧下さい)をできる喜びがジンジンと伝わってくるようです。

10/29には、私たちと関係ないご家族の男子(小3くらい?)が、私たちの5mくらい上から子どもの頭くらいの大きさの石をわざと落としてきてヒヤリとしました。
もちろん、その子の親御さんが激怒していましたが、なぜか懲りていない感じでした。
そもそも悪気もないし、ことの重大さもわかっていないんです。

「余計なこと」を抑止される日々のなか、いきなり自然の中に飛び出すと悪気がなくても自らの行為の重大性がわからないまま、一気にガス抜きをしたくなるのが子ども。
なぜなら、ガス抜きにもってこいの木の枝、石、虫、そのほかがキラ星のようにその辺にあるんですから。

石を故意に投げた子の日常生活は知るべくもありませんが、野外塾の活動に参加してくださる子どもでも、はじめての参加ではこちらが驚くようなガス抜きをしたがる傾向にあります。

自然の中で遊ぶチャンスが余りない子どもが自然の中で遊ぶ時は、しっかり目を届かせて間違いが起こらないように、そして昂揚した気持ちをコントロールしながらも決してへし折ってしまうことがないようにサポートしてあげたいものですね。

子どもたちの悪意がない間違いを、彼らにとって失敗体験とさせられるのか、または「なんだかわからずに怒られたこと」に過ぎずに、また同じ間違いを繰り返す怖れを潜在させてしまうのか、は私たちオトナの責任です。

家族だけでは、体験が難しい岩登りをすることができ、子供達も私も大満足です。
登れた時の達成感は、次への意欲へ繋がったと思います。
息子は、途中で諦めることがありましたが、次はもっと登りたいと言っていました。

息子は普段からボディイメージがなかなかつきずらいところがあって、クライミング以前に登山道自体に苦労してました。
クライミングの意味を飲み込めず、目の前のロープは持つもの・ぶら下がるもの=「天からのお助け」に見えてしまった様子。
本当に、見るのとやるのは大違いです。幼児用のクライミング遊具とは違いますし。それでも待ち時間に岩場を1メートル上る練習をして、少しずつ形になるように本人も頑張りました。
同じ場所を同じ足がかりを使って、何度も繰り返し登って自分の体を使う練習をしました。たった1メートルですが大切なステップだったと思います。
ロープをつかんでもいーんです。
クライミングになると、ストイックなルールを自らに課したりしますが、岩遊びですから。
だから、自分は活動中に「クライミング」という言葉を、用具説明のとき以外には使わないようにしています。
これからも私たちの活動ではなんでもあり、で岩遊びを楽しんでくださいね。
ただし、安全ルールだけは事前にきちんとご理解いただくようにしています。

親子共々ロープ/ハーネスを使用した岩登りは初めてで、大変楽しく参加させていただきました。引率なしではこうしたチャレンジングなアクティビティはできないので、改めて野外塾はとても有難いなぁと感じました。

こんなチャレンジいつ以来?
後に戻れない高さまできて、岩のでっぱりのどれをつかんでもしっくり支えきれなくてビビったり、足が震えそうだけど、本当に震えたら落ちるので登ることに意識を集中しようとしたリ。逡巡するにもそんな余裕はない、という感覚がたまらなかったです。
ハーネスからロープを外して、安心できる場所に移動してから足が本格的に震えはじめて意図に反してうるうる涙目。
大人になってからこんなことはめったにおこらないので驚きでした。

ご参加いただいた皆様、サポートしてくださった山友の坂井さん、本当にありがとうございました。

【お知らせ】
12/10(土)も同活動があります。→ 詳細はこちら
天気がよければ南側斜面でポカポカ暖かい日だまりです。
12/2現在、お申込を承れますので、ぜひごいっしょくださいね!