山ガールの感性が新時代を創る(かも)!


昨日もまた書店へ。

実用書・アウトドアなんてコーナーを流してみると、実際の登山道だけではなく、登山に関する単行本でも、山ガールが気を吐いていることがよくわかります。
それらの書を手に取ってページを開くと、ほんとうに内容が新鮮!

多くの場合、なにか新しいことが書いてある、という新鮮さではありません。
逆に、いままで「そんなの当たり前だろ、フン!」と思われていただろうことが、初心者目線で、簡潔に記されているのが新鮮なのです。

山に目覚めはじめた人はもちろん、すでに山登りの楽しさを知っている人が「日々の生活で山に思いを馳せるときの気持ち」や「ハテ、どうして自分は山に登りたいんだろう?」と振り返るときにも、共感をいだくことが多いのではないでしょうか?

昨日、購入したうちの一冊が「悩んだときは山に行け!」(平凡社刊 鈴木みき著 1260円・上の画像は同書より抜粋)です。副題が「女子のための登山入門」ですが、「すべてのひとのための入門書」ですw
30分で一気読みできます。それなのに、いつでも目につくところに置いておきたくなる本なんです。

トレッキングや登山になんとなく倦怠感を感じ始めてしまった方にとっても、初心を思い出すよい機会を提供してくれるでしょう。
そして、新しいアプローチ(たとえば「禁断の」単独行!?)で、また山のなかに入っていきたくなるかもしれません。

山ガールの多くは、この数年に山や自然のとりこになった方が大半だと思えます。
しかし、その感性には新しい可能性を予感することが多くなってきました。

1970年代のバックパッキング全盛の時代を彷彿とさせるような、明るく健康的なムーブメントが再来するかもしれませんね!
期待しています! 

Boston "Peace of Mind"

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