「奥多摩ナイトハイク」無事終了。

山の夜が更けても、山小屋の内には談笑が響きます。
会ってまだ4時間。いっしょにマシュマロを焼くのも体験共有。
小屋から近い山頂からの夜景をいっしょに眺めるのも体験共有。
豊かな山の経験と社会経験で締めてくださった社会人サポーター。
一昔前の山岳部員のような筑波大カヌークラブの学生サポーター。
ボッカのような筑波大カヌークラブの学生サポーター。
5/26(土)夕から27日(日)午前中にかけて、予定どおり奥多摩ナイトハイクが実施されました。
13名(うち6名が5歳から19歳までの子ども)のご参加者と4名のスタッフ(うち3名がサポーター)あわせて17名で夜の奥多摩を歩きました。

野外塾の活動の特徴のひとつとして、参加者に一律の年齢制限がなく、サポーターの方々も学生さんから社会人の方までいろいろであり、 ごちゃまぜのコミュニティが形成されることが挙げられます。

とくにオトナになるにつれ自分の世界が確立されるので、こうしたごちゃまぜコミュニティははじめは居心地が悪いもの。また、お年頃の女の子や青年もしかりですね。

でも、わざとこうしているのは理由があります。
「居心地が悪い」ときこそ自分の立ち位置を模索するために人間の脳は超高速で働いているのではないか、という持論があるからです。

19歳の学生さんは、サポーターである筑波大の学生さんらとコミュニケーションを図りながら、ごく自然に自分の立ち位置を確立し、またごく自然になにかと手伝いをしてくれました。

小4の女の子は、40歳以上年が離れた社会人サポーター(私の山の先輩です)と、いつのまにかふたりでベンチに横並びになって、まるで親子のように、いや、おじいさんと孫のようにストーブにあたっていました。

5歳の女の子、そしてお年頃の小6の女の子は、いたずらっぽい笑顔をたたえて学生さんらに親しんでいました。

こうしたようすをみていると、はじめの居心地の悪さを克服する経験をたくさん積むことで、コミュニケーション術に長けてくるのではないかと思います。
日常生活でもきっと役立つスキルですよね。

今回もまた、すばらしいご参加者のみなさん、そして信頼できるサポーターのみなさんとごいっしょできたことをこころから感謝申し上げます。

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