3/3「入笠山そり遊びハイク」無事終了!

たいへん天気に恵まれて、おかげで楽しく遊ぶことができました。
山の神様、ありがとうございました。
滑れるところはどこでも果敢に滑る。
そして、何度もトライする。
山頂直下の急傾斜にトライするおかあさん。
自然のなかをたくみに下ります。
バックカントリーなそり遊び(笑)
頭が下になることもありますが、何度も何度も繰り返すのが子ども。
昨日、3/3は5名(うち3名がお子さん)のご参加者と3名のスタッフで「入笠山・はじめての雪山&そり遊びハイク」が無事終了しました。

当日は天気がよかったばかりか、いわゆる「もなか」と呼ばれる雪質、つまり表面が凍っていてその下にやわらかい雪がある状態で、たいへんそりがよく滑る好条件でした。(この状態はスキーだと悪戦苦闘します。)

「やる気満々」の子どもたちは、ありとあらゆる斜面でそりを試したため、山頂そばの急傾斜の登りに苦戦しながら入笠山山頂に着いたのは午後1時くらい。
それでも、この季節の入笠山にしてはめずらしく微風だったので、手袋を外して薄着でウロウロしていてもあったかくて天国のようでした。

もちろん大展望にも恵まれました。東側に八ヶ岳、南側に眼をやると富士山、そして甲斐駒ケ岳をはじめとする南アルプス南部の峰々、西側に中央アルプス、御岳から北へは北アルプスの穂高連峰、そしてそのさらに北には後立山連峰と、さえぎるものなくすべて見晴らせました。

帰路は、待ってました!のヒップソリ。
頂上直下の高度感あるところでは腰がひける参加者でしたが、まず自分が試しに滑ってあげると「死なない」ことがわかって(笑)、あとは鈴なりになって滑ってきました。
現金なもので、いちどだいじょうぶなことがわかると可能な限り「歩かずに」ソリを使っていました。
うまくいかなくて頭が下になったり、顔面から雪に突入したりしても、みなさん、みるみる間にバランス感覚を養っていくのが手に取るようにわかります。

3時半を過ぎるとさすがに冷たい風が吹きはじめたので潮時になりましたが、それまで繰り返し登っては滑り降りることを繰り返す子どもたちを見ていると、改めて自然の恵みと平和な時間の尊さを感じました。

これから先、2週間にわたって入笠山に行きますが、少し気になるのは、山麓は意外に雪解けが早い感じです。
今シーズンはたっぷり降って冷え込んで安心していましたけれど、季節の流れは毎シーズンそんなに大きくは変わらないのかもしれません。
無理せず、自然のふところで「遊ばせていただく」気持ちがたいせつですね。

みなさんは、この雪のあるシーズン、雪遊びできましたか?
もし、まだ雪遊びが十分でなければ、ごいっしょしましょう。