入笠山・そり遊び登山のサポートをしてきました。

雲ひとつない入笠山山頂!
約30人が一列で登るようすはまるで「エクソダス」(笑)
山頂直下からの滑り! ここからずーっと滑り続けです。
多くのご参加者がこの高度感を怖がっていました。よーくわかります。
クラッシュしても…

またまたクラッシュしても…
なんどもなんどもトライするようすがこころに残りました。
週末、1泊2日で茨城県にある青少年育成団体様の入笠山登山のサポートを行い、無事、全員登頂と「頂上からのヒップソリ」滑りが終了しました。

この活動の計画がはじまったのは、半年以上前。
以前にお子さんを地球野外塾の活動に参加させてくださったひとりのお母様の想いからスタートしました。
このお母様が関わっている団体の会員になっている親子のみなさんに、充実したアウトドア体験をさせてあげたい、という想いでした。

それから、このお母様はお仕事の合間に補助金の申請を行い、計画の骨子を地球野外塾といっしょに練り、いっしょに下見をしてこの日に至りました。
お仕事の合間に行うこうしたボランタリーな行動は、強いモチベーションがなくては達成するのがたいへん難しいと感じます。
それほど、このお母様の想いは強かったんですね。

こうした準備を経て、私たち地球野外塾のメンバーとこの団体のみなさん、そしてボランティアの方々など9名のスタッフと20名の参加者のみなさん(うち14名がお子さん)あわせて29名で当日を迎えました。

当日を迎えるにあたって前日にちょっとした、しかしたいへん重要な予定変更がありました。
それは、今日日曜日は寒冷前線が通過して、大荒れになる恐れがあったので、当初の予定では今日に予定していた入笠山登山を土曜日に変更されることを進言しました。
この進言と変更はもちろん大当たり!
土曜日はたいへんよい条件のもとで、小学1年生を最年少とする全員が無事登頂とヒップソリを楽しむことができたからです。

いっぽう、今日はというと……
10時頃までは薄曇りでしたが、11時くらいにいったん小雨が降り、そのあと「偽りの青空」が一瞬出たかと思ったら案の定、寒冷前線通過による横殴りの風雨で大荒れとなりました。
窓をたたく風雨をききながら、バスの中では「きのう登っておいてほんとによかったねー」という参加者のみなさんの声がきかれたのは、うれしかったです。

地球野外塾の通常の募集活動にご参加いただける方々と違って、アウトドア体験ビギナーの方々が多かったなかで安全に充実した活動を完了するためには、すべてのスタッフのみなさんと目線を同じくして「共同戦線」を張ることがきわめて大切です。
ごいっしょに参加者のみなさんの安全を守ってくださったみなさまに、こころからのお礼を申し上げます。
また、なによりも参加者のみなさんが「自ら考えて自ら行動」してくれたことが、無事故に繋がりました。みなさん、とってもアウトドアセンスが豊かでこの2日間ですごく経験値が増したことが手に取るようにわかったので、自信をもってくださいね。
今回の体験をつぎのアウトドア体験や日常生活に活かして、ぜひ「自ら考えて自ら行動」することを実践してくださいね♪

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