2014「ちょうちん下げてホタル探しの夜」無事終了。

火を消したちょうちんのなかに入ったホタル。
ホタルちょうちんはこんなにも明るいんです。
樹間に飛ぶホタルに見入るご参加者。
夕方からちょうちんを下げてホタルを探す小活動を6/21から7/13にかけて全10回設定していました。
悪天で中止になったり、おひとりも集まらなかった平日があったりしましたが、おかげさまで6回実施、42名様にご参加いただいて無事終了しました。

今年は昨年とはコースを変えましたが、それが奏功して手前味噌ながら幻想的な活動となりました。
真っ暗な道をとおるのでちょうちんが真価を発揮することができましたし、その暗い道を歩いている間に現れて明滅するホタルに、ご参加者のみなさん全員が感嘆していらっしゃいました。

自然というのは奥深いもので、まだ2年しかこの活動をしていませんが、昨年と今年ではホタルが好んで出現する場所が異なりました。
昨年は7月前半で梅雨があけたので、餌となるカワニナの生育や気温や水温が微妙に影響したのでしょうね。

それにしても、ホタルが明滅しながら飛ぶようすはほんとうに静かで、毎回のことながら息を飲むように見入ってしまいます。
そのうえホタルはどこか人なつこく、わざと近くを飛んだり、ときには腕や服のうえに止まったりもします。
昔のひとたちもこうして静かにホタルとの交流をひととき楽しんだのかと思うと、感慨深いものがあります。

ホタルの光は意外に明るくて、「蛍の光、窓の雪……」というあの歌も、こうして暗闇のなかでホタルと接する機会がなくてはその意味することを実感できないでしょう。
このように、身近で当たり前のように唱えられている自然とひととの交感も、実体験なくしてはその意味するところがわかりにくくなっている時代です。
地球野外塾はそうした実体験ができる場をこれからもご提供し続けたいと願っています。

後日こんな嬉しいメールをいただきました。

提灯、ホタルと素敵な光りを楽しむことができました。
忙しい日々ひと時でも、リフレッシュできますね。
また夏に向けて…。
娘もホタルには満足してました。
久しぶりに海老澤さんと話が出来たことも、とてもうれしかったようです。


つい一昨日なのに懐かしい感じがします。
素敵なちょうちんを持って、ろうそくがなくなるさみしさを感じながら
歩いていくというなかなか出来ない体験ができてよかったです♪



予想をはるかに上回る蛍の美しさにただただ感動しておりました。
友人もとても喜んでおりました。



十数年ぶりに見た蛍でしたが、とても幻想的で感動いたしました。
まさか、東京で蛍が見れるとは思っていなかったので。
いい記念になります。提灯も♪


ご参加者の皆様、ほんとうにありがとうございました。

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