初夏の「奥多摩・はじめての洞窟探検」無事終了!

雨中の林道歩きもまた風情があります。
「探して見つけて触ってみる」体験が、あとから活きてくるんです。
お父さんがんばりました。
逃げようとするアオダイショウを捕まえてお子さんに見せていました。
すばらしい「親力」。
こんなのも即興でやるんですねー。
こうした小さな冒険も応援してます!
「梅雨でもアウトドアで遊ぼう!」をテーマに、雨が降ってもぬれない洞窟探検を身近な奥多摩エリアで6/27から7/13にかけて全8回設定。
おひとりも集まらなかった日がありましたが、おかげさまで4回実施、37名様にご参加いただいて無事終了しました。
野外塾の活動には初めてご参加いただいたのに、お子さんがご帰宅しても「楽しかった」ということで2週連続でご参加いただいたご家族もいらっしゃいました。うれしいものです。

「奥多摩・はじめての洞窟探検」は昨年から始めた活動ですが、なによりも子どもたちが楽しむのは林道歩き。
車も通る林道なので、歩くのには単調だと思われがちですが、子どもたちはこうしたところでも生き物を探して夢中になります。
車でピューンと通り過ぎてしまっては、絶対に発見できないんです。

かくいう私も、昨年この活動を企画した段階では、林道歩きはウォームアップ程度にしか考えていませんでした。
林道歩きの楽しさは、子どもたちから「教わった」のです。

今シーズンは、さらにカメラを撮るお子さんが多かったのが印象的でした。
デジタルカメラは、いまや子どもたちにとってもっとも身近で、もっともクリエイティブな道具になりました。
私が小さな頃は、親に「カメラを持つと自分の眼でしっかりと見なくなる」といわれて納得していましたが、間違いなくそれはウソです(笑)。

写真を撮ると、自分の眼でみたときの印象と、撮れた写真の色や雰囲気を本能的に擦りあわせるようになります。
つまり、結果的にはそのとき自分の眼でみたときの印象をより鮮やかに脳裏に焼きつけるクセがつきます。
おそらく自分の親は「カメラは高い、現像にお金がかかる」からそんな方便を使ったのではないかと「邪推」してしまいます。実際、当時(40年前!)はカメラも現像も高かったですよね。

子どもたちは「場」がありさえすれば、感性をフルに発揮し出します。
だからこそ、野外塾の活動は寄り道大歓迎。
これからも、たくさん寄り道してくださいね。

後日ご参加いただいたお父様やお母様たちからメールをいただきました。

いろいろ発見があり、大変勉強になりました。
最初から、無理そうだからやめておきましょうとおっしゃらず、チャレンジさせてくださった事に心から感謝しております。
あんなに足が痛いと言っていたにも関わらず、とっても楽しかった!!と2人とも話しております。
楽しいことは、そのための我慢にも繋がるんですね。


子供が楽しそうに遊んでいる活動中の写真を見て、改めて参加して良かったなぁ〜と思いました。


この日は、早起きも嫌がらず、主人と楽しみに出かけていきました。
息子がとても楽しかったと言っていました。
ヘッドライトを付けて暗いところを探検できるのが魅力的だったみたいです。


ご参加者のみなさま、ほんとうにありがとうございました!