11/1 品川区主催「父子で楽しむ安全ハイキング」無事終了しました。

11/1(日)、秋晴れの下、品川区主催で地球野外塾が運営を受託した「父子で楽しむ安全ハイキング」を奥武蔵の日和田山で実施、17名様の参加者(うち年中さんから11歳までのお子さん10名)と地球野外塾スタッフ3名、品川区職員3名様あわせて23名で無事終了しました。
日和田山は山頂に至る道に岩場の男坂と、穏やかな女坂があり、当日の行程は男坂を登って女坂を下りました。

傾斜がある一枚岩に手を使わずに登る遊び。
意外に苦戦しておもしろい。
靴のグリップを信じてバランスを保ちながら万一のスリップに備えます。
父親が育児に関わる場のご提案を目的とした品川区の施策に沿って実施した本活動の目標は、親子で共通の体験を楽しみながら、将来の家族ハイキングに役立つノウハウを身につけていただくことでした。
親子ハイクの計画と実施に役立つ資料を事前に配布したほか、当日は参加者に交代で先頭を歩いていただいたり、終日地図を読んでいただいたりして、いつもの野外塾らしい実践を積極的に取り入れたほか、適当な岩の斜面を手をつかずに歩けるかどうかチャレンジして「歩き力」を試す遊びを取り入れたりもしました。

さきほど登った日和田山を望みながら遊ぶのは充実感があります。
子どもたちにとって楽しいのは、山歩きと並んで自由な遊びであることも忘れてはならない大切なこと。
歩くことだけにこだわらず、時間の余裕を設けていたので、野原でロープを使った縄跳びをするなどの子どもたちが生き生きと遊ぶ姿と、見守る保護者のみなさんのようすが印象的でした。

不特定多数の区民の方々が本活動に応募してくださる、という想定に基づく準備は、準備時の目線を一段階低める必要があり、まったくはじめて親子ハイキングを体験する可能性がある区民の方にもわかりやすく、参加者ご自身の選択によりリスク度を高めたり低めたりできるようなしくみに心を砕きました。

ご参加いただいた8家族のうち、3家族様から後日に御礼のメールをいただきました。
そのうちのひとつに本活動の目的が伝わってよかった!と思えた文面がありましたので抜粋引用させていただきます。
 山道や岩登りに子ども達それぞれが自分なりに頑張る姿は特に不思議な
力が あるようで、思い出して勝手にワクワクしています。
そんなみんなの頑張りの中、息子が初めて会う他の子ども達と関わる姿も
まじかに見ることができ、恥ずかしかったり嬉しかったり驚いたりしましたが、
親として大人として子ども達をどう見守ってゆくかを考える
機会にもなりました。
山を下りてきてからの巾着田も、子ども達が(大人達も)自分で何かを
見つけてチャレンジできそうな不思議な余韻を残していました。
あっという間でしたがとても面白い体験をさせて頂けたなぁと感じています。

うれしくもあり、恥ずかしくもありのお褒めも頂きました。

何より海老澤さんとまりさんのサポートが素晴らしい! 
スタッフ参加の久下さんもありがとうございました。
我が家も自分たちで山へ海へと飛び出す良いきっかけになりそうです。
地球野外塾さんの活動応援します!

ご参加者のみなさま、区のみなさま、ありがとうございました。