3/18夜〜21「式根島探索キャンプ」無事終了。

3/19〜21の3連休を使って、自然豊かで身近な伊豆諸島のひとつ・式根島でキャンプを実施しました。
6名のご参加者(うち小2〜小6のお子さん5名)と地球野外塾スタッフ2名、サポーター1名あわせて9名で無事終了しました。

【3/19】
式根島到着時はあいにくの雨。
南西からまくしたてる風のなか、港から約30分の釜の下キャンプ場でタープを立ててひと休み。
雨雲レーダーをみると午前中がガマンのとき。
どっちにしろぬれるなら、ということで、近くの露天温泉にいき、雨をしのぎました。

午後2時になるとウソのように青空が広がりはじめたので、キャンプ場前の浜へ。
驚いたのは、3月だというのに子どもたちは海で泳ぐ気満々。
ほんとに子どもは強い。

それでも、やはり気温も低く、からだが冷えたのでしょう。
夕食後にもう一度、夜の露天風呂を楽しんでいました。
釜の下キャンプ場からお風呂まではお散歩気分で行けるうえ、24時間ムリョーなのです♪

【3/20】
翌朝は待ち望んでいた青空が広がるなか、この日は参加者のリクエストに応じて島の中央を北側に渡り、海岸線に沿って反時計回りにキャンプ場まで歩きました。
野外塾の活動ではどこに行くにも、参加者自身が読図してナビゲートします。

式根島の北西部から南部にかけては、南国らしい植生のなかを遊歩道が縫うように整備されているうえ、ところどころで開けていて、静かでありのままの自然を、時間が許す限り楽しめます。
昨年9月に訪れたときには夕方になって気がそぞろだった唐人津城や隈の井。
荒涼とした独特の魅力があふれるこれらの地で、今回はのんびりすることができました。
この日の訪問候補地は、残すところ地鉈温泉。
80℃の源泉が溢れているので、適度に波が寄せてくれないと熱すぎて入れないのですが、ちょうどよい加減でした。
帰り道はアシタバを摘みながら、迫る夕闇に背を押されるようにしてキャンプ場に到着。

子どもたちがアシタバの天ぷらを作って食べたいというので任せ、メインの麻婆豆腐も当然のごとく彼らに作ってもらって、ご飯のうえにトッピングして食べたところ、大絶賛でした。
大人も子どもも、採ったものを調理して食べる経験は満足度が高いですね。

【3/21】
夜更けから黎明にかけて雨が降り、そのままカラッと晴れなかったのでテントは見切りでどんどん撤収し、広げて少しでも乾かすように努めました。
朝にエンジンがかからない子には辛かったようです。
でも、移動型キャンプはもとより、定着型キャンプの朝もまた忙しい。
そういうことにも少しずつ慣れてほしいのです。

キャンプをみんなで快適に過ごすためには、ひとりひとりに
・段取りする力
・整理する力
・率先して動く意思力
が求められます。
キャンプ生活を楽に快適にする力は、日々の生活を快適にする力につながります。
キャンプを通じて作業の段取りを理解して、次にやるべきことを先手で実行する。
準備・本番・後かたづけのサイクルを実践で身につけることこそが私たちのキャンプで体験してほしいことです。

活動終了後に親御さんからメールやアンケート返信をいただきました。
このキャンプで息子が、たくましくなったと思います。(親心?)
また、行きたいと申しております。

活動中の怪我や病気の対応について病院の事など事前に情報がいただけたのが心強かったです。
参加した息子は、他のキャンプではきっと危ないからとやらせてもらえないような事が出来た!と、岩登りした時の話を嬉しそうに話してくれました。的確な指示と保護の下で挑戦させてもらえた事が何より楽しかったようです。

昨年9月の式根島キャンプに来て、今回リピートしてくださったご家族からは…
9月のキャンプがよかったので次男と三男はもちろんまた連れて行けてよかったですし、何より長男も連れて行けてよかったです。
いろいろ一緒に回りたいなと思っていたところが、すべて行けてしまうのも、式根島の魅力だなあと思いました。
(中略)
3人ともまた島に行きたいと言っています(次男、三男のどちらかはもういいと言うかと思ったのですが、とても楽しかったので気にならなかったようです)。

また企画の日程が合えばぜひ参加したいです。
とご連絡いただけました。ありがとうございます!

活動のようすを動画にしました。
4日にわたる活動を140秒にギュッとまとめましたが、式根島の魅力を少しでもお感じいただければ本望です。


ご参加いただいたみなさま、サポートしてくださった毛部川風君、ほんとうにありがとうございました。
また、ごいっしょに実り多いキャンプをしましょう。

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