2012年1月11日水曜日

ツキノワグマとのつき合い方

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ツキノワグマが人家そばに降りてきて捕獲されたり、山中でツキノワグマと遭遇したりといったニュースを見聞きすることが最近とくに増えたような気がします。
また、丹沢や奥多摩などの首都圏から近い山域でも「クマ注意!」の看板を目にして「え、こんなとこにも出るの?」と驚かされます。

みなさんは、この日本屈指の野生のほ乳類と、私たち人間との理想的な「おつき合いのしかた」について、どのようにお考えですか?

私も一昨年、北アルプスの山中であわやご対面するところでしたので、身近な課題としてよく考えてみたいのです。

まず必要なのは、クマに対する正しい知識。
山好きなみなさん、動物好きなお子さん、環境に関心をもっている若い人たちなど、みなさんといっしょに正しい知識を共有して、ごいっしょによく考えてみたいものですね。

野外塾は、株式会社群像舍のご協力で、クマと人間とのつき合い方を追ったふたつのドキュメンタリー映画「平成熊あらし」と「又鬼(マタギ)」を初夏までに上映できるよう、準備を進めます。

そして、ツキノワグマが山中でのエサに困り、里に降りてきて捕獲されることが多い夏に、群像舍とNPO法人ピッキオと恊働して、軽井沢町で実際にツキノワグマの生態に触れるキャンプを行う予定です。

今日、群像舍社長の岩崎雅典さんとミーティングをしてきました。
そのとき、岩崎さんからお聞きしたのは「年間で平均3千頭くらいのツキノワグマが殺されている」「九州ではツキノワグマはすでに絶滅し、四国、和歌山では絶滅に瀕しているというのが学界での定説になっている」という実態です。

森のクマさんと私たちの共存を考えるのに、あまりゆっくりしてはいられません。

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上記ふたつのドキュメンタリー映画はともにDVD化されており、こちらでお求めいただけます。