2016年2月21日日曜日

2/11 「地図にない道をゆく冬ハイク」無事終了。

2/11(木・祝)、奥武蔵の日向山(ひなたやま)で、1:25000地図に表記されていない道を歩きながら地図に親しむ冬ハイクを実施。
絶好の冬晴れの下、11名様の親子さん(うち年長さんから4年生までのお子さん5名)とスタッフ2名、ボランティアサポーターさん1名あわせて14名で無事終了しました。

私たちの活動は「いつも」地図読みをします。
国土地理院の地図を、年長さんから地図読みするなんてムリだと思う人もいるかもしれませんが、これができるんです。
未就学の子どもたちにとって等高線から山と谷を判断するのは確かにむずかしい。
でも、等高線を読んで標高を当てることはできるし、スタート地点からずっと現在地を確認しながら進行すると、現在地が判るようになります。
そうした一連の体験をゲームのように進めると地図が身近になる。
地図を読む「読図」は、地図を楽しむ「楽図」から入ることが大切なんです。

芦ケ久保駅の北に位置する日向山は地図読みに絶好の地。
駅から見えるので「あそこまで行く」という動機が生まれますし、道がしっかりしているのにもかかわらず1:25000地図には表記されていない箇所がとても多いので、山歩きしながらところどころで今歩いてきた道を地図に書き込んでもらうとどんどん力がつきます。
そのうえ、南側に面した自然林なので、この季節は明るくて気持ちがいい!
この日は「残雪+青空+雑木林」のコントラストが夢のようでした。

日向山山頂は広くてのんびり。
人も少ない。
万一に備えて軽アイゼンをもってきてもらいましたので、山頂に残っていた雪を軽アイゼンをつけて歩いてもらうことにしたのですが、フィッティングをしていない参加者が多くてビックリ。
当日、もし本気で軽アイゼンを使わなくてはならないときがあったとしたら危なかった。
山道具は、買ったあとに必ずフィッティングする習慣を身につけましょう。
全員のフィッティングをしたら、あっという間に1時間も過ぎてしまいましたが、私にとって今後は「買った後にフィッティングしてくださいね」と申し添えるという反省材料でした。
下山中、武甲山を望む100mの長ーいローラー滑り台があります。
これを楽しみに参加した子どももいたくらいなので、何度も繰り返し滑っていました。
それを見ていて、なんだか気が遠くなるくらいのんびりした気持ちになれました。
最後は芦ケ久保駅そばのツララをみて帰途に就きました。

活動後、ご参加者からメールを頂きましたので引用します。
先日はありがとうございました。
野外塾の活動場所はいつも他の登山者が少ない穴場な気がします。
(氷柱はさすがに期間中だったので、多くの人がいらっしゃいましたが)
なので、子供がのびのびと遊べてありがたいです。
ちょっと並んだ岩に乗ってみたり、雪の段差を滑り台にしたり、本当に子供って遊びの天才だなあと毎回思います。
今回は、細かくチェックポイントが分かれていたのが飽きっぽい息子によかったのか、最後まで地図を気にしてくれたところは大きな成長とも言えると思います。
また、自分よりも年下の子の参加があったので、ちょっとお兄さんぽく振舞おうとしているところが見ていて微笑ましかったです。
私自身は、寒暖差があるときは、子供のインナーの着方や水分調節など冬山でも気をつけなくてはいけないお話を伺えたので、次回に活かしたいと思います。
アイゼン講習をしていただいたので、次回はアイゼンを使う活動に参加できればと思います。
ありがとうございます。
地図読みをいかに楽しくてタメになるように誘導するか、そして山の装備を適切に使えるようにいかにわかりやすくアドバイスできるか。
それは遭難予防につながる私たちの大切な取組みのひとつです。
これからももっともっと工夫します。

小1の男の子と一緒にご参加いただいたお父様からもメールをいただきました。
冬の山道を歩くのはほとんど初めてだったと思います。
とても綺麗な山の風景をいろいろ見ることができ、父子とも良い思い出にもなりました。
ご参加者のみなさん、サポートしてくださった小倉和也さん、ほんとうにありがとうございました。