2016年5月4日水曜日

4/24「地図に出てない道をゆく鋸山ハイク」無事終了。

4/24(日)、12名のご参加者(うち6名が7〜10歳のお子さん)と地球野外塾育ちのサポーターさん1名+地球野外塾スタッフ2名あわせて15名で、房総の名山・鋸山山中のか細いふみ跡をたどる活動を実施、無事終了しました。
当日の朝は小雨が残るなか、京急久里浜駅に集合しましたが、東京湾フェリーで金谷港に着くとちょうど雨があがり、傘をささずに出発できました。

鋸山は江戸時代から昭和までさかんに石材が切り出され、現存する垂直の崖はすべて石切の産業遺産といえる特異な山です。そうした歴史は、金谷の町中に房州石でできたりっぱな塀がめぐらしてあるお宅がいくつもあることでも伺えます。
当時、日々の石材切り出しと搬出に使われていた道がいまなお登山道として使われているのですが、忘れ去られたような当時の道も山中にたくさんあるようです。

今回のハイクは、そうした「忘却されつつある道」のひとつをたどりました。
こうした道は整備がきちんとされていないがゆえの危険もあるのですが、当初の設定そのものも、いまの時代からすると危険。
当時はそうした危険と隣り合わせの道を日常で使っていたということを再発見したり。
日電歩道みたいなものですね。

この日の核心は、4mの崖登りでした。
崖にはロープがついているのですが、足がかりが子どものリーチにとっては遠すぎて子どもたちは大苦戦。
しかも、崖をあがりきったところから20mくらいは、左に崖をひかえたトラバース(水平歩行)があるので気を抜けません。
トラバース用の固定ロープと崖登り用のビレイロープを設置して、全員がこの難所を抜けるまで1時間くらいかかりました。

鋸山山頂からの下山は、一般登山道で。
ところどころに点在する石切産業の名残を訪ねながら下山しました。
重機が放置されたまま朽ちている広場は戦跡といった風情ですが、子どもたちにとっては非日常の遊び場です。
重機の鉄板が朽ちているので、踏み抜くと裂傷から破傷風になりかねないため、注意を促しました。
私たちが小さな頃はさび釘を踏み抜くと破傷風になると注意されたものですが、いまやさび釘なんてふだんの生活にないですから。

観月台という名の風流な高台は、鋸山のダイナミックな見どころの中でももっとも好きな場所。
この場所を通るのはいつも夕方だからでしょうか、眼下に広がる金谷の町と東京湾がいつも懐しい風景のように目に映ります。
展望に恵まれた下山路を降りれば、金谷港まであとひと歩きです。
終日遊んだ房総半島を背にフェリーでたどる家路は、これまた旅情にあふれていて、大好きなフィナーレです。

フォトアルバム有難うございました。
地図にない道 本当に面白かったです。自分たちではわからない 登山道ではない道に とてもワクワクしました。
鋸山の風景にも感動!
ギブアップどころか もうちょっと行けそうです!

初対面の方でも打ち解けやすい雰囲気・人数でした。
子どもが興味を持ったこと(ちょっとした生き物や障害物?など)に付き合ってくれるところも子どもには嬉しいのだと思いました。
普段は予定を守ることが優先という生活なので、寄り道や時間の延長(乗る船を予定よりずらしていただいたり。。)は楽しいのだと思います。
子どもたちは本当にタフですね。
そして遊びを作り出す名人ですね!

東京湾フェリーを使えば、感覚的には首都圏から遠い南房総もすぐそこ。
ぜひ、一度お訪ねになってみてくださいね。おススメします。