【活動報告】コロナ自粛緩和後はじめての週末・2つの活動無事終了。

お父さんの腕にとまったホタルを見つめるみなさん。
絵のようなひとときでした。
コロナ災禍の影響で2月末から活動を自粛してきましたが、行動自粛要請の緩和に沿って6/20(土),21(日)と連続で活動を実施、ともに無事終了しました。
ウィズコロナ期間初の活動は6/20(土)「ちょうちんで探す初ホタル」
9名(うち年長〜中学生の子ども3名)のご参加者と1名のサポートでした。
前日までの雨があがり、気温はやや低めでしたが、平年のこの時期よりも多いと感じられるホタルと出会えました。
中1になった男の子は、6年前・小1のとき、今回と同じようにお姉さんと一緒に同じ活動にきてくれたのですが、すっかり忘れていたよう。
当日、中1君が撮影したホタル。
しかし、6年経つと、さすがのお兄ちゃん。私が
「ホタルの発光体ってルシフェ… なんとかっていうんだけど忘れた」
と話したら…
「ルシフェリン!」
と即答してくれました。
この男の子、今春「御三家」と呼ばれる武蔵中学に入学してたのです。

「すごいね!」
というと、お母さんが
「野外塾で自然に興味をもったことも役立ちました。」
なんておっしゃってくださり、面映ゆかったです。

いずれにせよ、昔から来てくれたふたりが、今回初参加してくださったご家族の年長さんを、まるで妹のように大切にしてくれたのも見ていて楽しかったです。3きょうだいみたいでした。
夜道を静かに照らすちょうちんの灯りが、どなたにとってもこの季節ならではの原体験になったとすれば、本望です。
27(土)も実施予定ですので、ご興味がある方はぜひごいっしょに。

翌6/21(日)は「里山の巨木探訪ハイク」に1家族3名(うち2名が中学生)がごっしょしてくださいました。
曇天でやや涼しかったため梅雨としては楽だったこの日、中学生兄弟の読図により4ヶ所で杉、樫(かし)、榧(かや)、桜の4種の大木を巡りきりました。

コロナ自粛中はゲーム三昧だったという兄弟、絶好調。
若いと運動してなくてもからだが回るなあ、とうらやましかった。

読図に集中していた理由は、お母さんによると
「ゲームみたいに感じているんじゃないか」
ということです。
確かに読図にはゲーム性があります。
地図記号というアイコンだらけですし。

中3になる兄貴は、林間学校で課題になった読図で学年一番だったとか。
彼のいいところは、基本どおり必ず整置(地図を実際の地形の方向と合わせる)すること。
これが習慣になってるからすばやい。
弟君も読図がたいへんじょうずになったけど、まだ直感を頼りにする傾向があるので、まず整置する習慣がつくと実力がアップする。
しかし、読図では兄貴に負けるものの、弟君が今回のハイクで自発的に山中のゴミ拾いを始めたのには感心しました。
お母さんもびっくりしてました。

お母さんは
「子どもたちが大きくなってきたら、いっしょに写真を撮られるのをいやがるようになった」
と嘆いてましたので、可能な限りご家族がいっしょに写るような構図で写真を撮りました。
そんなことでもお役に立てればさいわいです。

6/28(日)にも実施予定ですので、ごいっしょに里山のジャイアントたちを探訪しましょう。

両日にご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。